2006/9/5  生分解性プラスチックのお話V
 
37.生分解性プラスチック研究会(BPS)よ!解散しなさい!?
使命は終わりました。
発展的解散の時期です。
すでにあなた方に存在意義はありません。
この機を逃して更なる深みに填るおつもりですか?

そして再編成すべきです。
席を温めるだけのメンバーには遠慮無く出て行ってもらいましょう。
開発者側、製造者側、更に言えば販売者側だけの論理で普及が進むほど世の中甘くはないのです。
会員名簿を見て、「こりゃ無理だわ」。
関係者ばかりが名を連ね、多くの人はそう思うでしょう。
ひょっとしてあなた方自身もそう気づいていませんか?

しかるべき消費者団体やボランティア団体とマスコミを迎え入れるべきです。
日本は世界に冠たる官僚国家です。
不本意ではありますが、必要とあれば官僚や政治家も呼びましょう。
もちろんオブザーバーとしてですが。
マーケティング・リサーチとそのプロも居なければいけません。
そして何より、見識あるプロデューサーが必要です。
すでに話し合いの時期は終わりました。
互いに横睨みの思惑と同業他社への懐疑心ばかりで、発展的に事象が進むとは思えません。
この期に及んで誰も損しない無難な選択ばかりでは限界が見えています。
託すべきプロデューサーが決まったら、すべてはその指示に従いましょう。
しかし、間違っても生分解性プラスチックのプロを選んではいけません。
素人を選択すべきです。
発想の飛躍が期待できます。

あと5年。
5年のうちに相応の商品と素材の認知が広まらなければ、このプラスチックに未来はありません。
それはあなた方も気づいているはずです。

もう一つ大事なこと。
BPSは「Biomass Plastics Society」に変更しなさい。
「生分解性プラスチック」という名称も「グリーンプラ」という愛称も、金輪際きれいさっぱり捨てましょう。

さあ、あなた方にその度量がおありですか?
 
− つづく・・・・かなー?!^^;^^; −
 
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