8.これって!?
新規追加 2012年 4月 1日
 
以前、妙義山の地図を何気に眺めていて、ん?・・・・っと思ったことがあった。
その場所、紙地図では2.5万図「南軽井沢」と「松井田」の境にあたり、両地図を個々に見ていてはよほど注意しててもそれと気づかないだろう。
筆者とてWeb上で付近を俯瞰出来るようになって初めて気づいた。
でもその時はあまり気にも留めず半ば記憶から消えていたのだが、やがてあんなことがあっては・・・・

妙義山の主峰相馬岳わずか西からほぼ真北に一直線、妙義湖となる中木ダム付近まで。
南へ延長すると斜面の東西が逆転しながら一本杉と筆頭岩の間を抜け、上小坂集落付近までその傾向が見えなくもない・・・・かな?
特に前者は地図上およそ2.5kmの距離を、東に緩く西にガクンと落ち込む特徴地形を伴う直線がはっきり見える。
単に地形的特徴で済ますには支稜や沢を横断してあまりに直線的!?
まして2.5km続けば良くある特徴地形の連続としても決して短くはないだろう。
主に局地的範囲のルート想定や地形変化を考えることの多い筆者は、ん10年も付近の紙地図を見ていながらそれまでまったく気づかなかった・・・・^^;^^;

いくつかの資料によると1200年ほど前に関東全域で大地震があって以降、過去1000年で県内の死者はわずかに6人。
その内5人は1931年に起きた秩父地方を震源とした「西埼玉地震」、1人は「東日本大震災」によるものである。
他に歴史に埋もれた地震被害もあったかもしれない。
現在では埼玉県中部から高崎市周辺に至るその存在は、関係者筋ではよく知られているとのこと。
当地甘楽だってその末端から直線距離にして10km足らず。
そりゃだって、かの大震災でもなけりゃ考えることはなかった。

これって活断層だろうか?
 
ここ

引きで見るとよく分かります!
 
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