黒斑山/残雪期スノーシュー登山 |
新規追加 2008年11月20日 |
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黒斑山頂より浅間山の勇姿 |
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浅間山展望の、そして高山植物の名山黒斑山。
上写真のように好天に恵まれれば、浅間山の勇姿が眼前に眺められます。自家用車利用なら登山口までアクセスでき、即登山も可能。コースを外れない限り特に危険個所もなく、夏は高山植物の宝庫。もちろん冬山&スノーシュー登山入門コースとしても文句なし。午前中スノーシューに遊び、午後は隣のスキー場でスキー&スノボなんてことも出来ちゃう!
左下、山頂標識の高さは1.5mほどですが、この時期ほとんど雪の中。右遠方には軽井沢プリンスのスキー場が見えます。 |
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登山日 |
2008年 4月 5日 |
コース |
車坂峠中コースより黒斑山往復 |
コースタイム |
登り2.5時間、下り2時間弱程度 |
登山口 |
小諸側から車坂峠を越えて最初の左カーブ外側 |
アクセス |
自家用車。駐車は登山口向かいのビジターセンター駐車場(駐車無料) |
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左) 中コース登山道
この時期登山口から終始トレールはしっかり。スノーシューはもちろん、時々踏み込むのを我慢すればほとんどツボ足でもOK。
右) 外輪山のコルより浅間山
ゆっくり登って2時間ほどで樹林帯から突然目の前が開け、トーミの頭〜槍ヶ梢間のコルに付く。眼前に迫る浅間山は右半身だけチラ見。 |
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左) トーミの頭への急登
急傾斜の登りだがゆっくり登っても10分程度と短い。中コースからの登路最大の見所まであと少し。
っと言うのもトーミの頭到着と同時に、はじめて全貌を見せる浅間山に誰もが声をあげること間違いなし!表コースからでは、まだ登行中の槍ヶ梢山頂手前の尾根で見えちゃうからこの感動がない。
右) トーミの頭より剣が峰と湯の平
切り立った岩上のトーミの頭から眼下には湯の平が広がる。吹き上げてくる強風に煽られないよう要注意! |
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左) トーミの頭より黒斑山
トーミの頭から黒斑山は近い。写真で山頂に見えるところは活火山浅間山観測の無人施設があり、ホントの山頂はすぐ右隣の一段低く見えるところ。
右) 草すべり分岐
黒斑山に向いわずかで草すべり分岐。とは言え、積雪期から残雪期は雪崩の危険大で無理。さすがにトレールもない。 |
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黒斑山頂より浅間山
せっかく黒斑に登るなら何と言ってもこれが見えなくては!
2000m台の山々が連なる浅間山から湯ノ丸山にかけての山域は太平洋側気候の影響大で、厳冬期でも比較的好天の多い地域です。 |
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左) 山頂より浅間山と外輪山
眼前は浅間山、背は樹林で山頂からの展望は東を向いて180度。
右) 浅間山頂部アップ
右に現在登山可能な最高点前掛山、左奥に浅間山火口。この日は珍しく噴煙が見えなかった。 |
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左) 外輪山壁の雪崩跡
この時期、黒斑山から見る外輪山湯の平側のあらゆる谷筋には雪崩が走っていた。間違っても谷筋には近づかないこと。
右) 黒斑山頂
6〜8畳間程度の広さがある小広い山頂部。西半面はこんな樹林に覆われている。 |
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山頂よりトーミの頭
トーミの頭が断崖上であることがよく分かる。草すべりの夏道は真下を通るので落石厳禁! |
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トーミの頭下りより槍ヶ梢
尾根道の表コースが通る槍ヶ梢。コルが中コース分岐。槍ヶ梢には浅間山噴火時の避難用シェルターが山頂付近にある。
表コースは風が当たり陽当たりもある分、部分的に凍結や深雪もあるので念のためアイゼンなど用意しよう。
左遠方に八ヶ岳が霞む。 |
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左) 樹林の中コース上部
中コース上部は樹林内をトラバース気味に左傾斜の道を延々下っていく。ここは開けているがほとんど左右は針葉樹のトンネル。横枝はあっても軽く祓う程度でそれほど邪魔にはならない。
右) 中コース中部
多くが樹林内の中コースも中間部にかかると時々展望が開ける。左手前に車坂山、中景にアサマ2000パークスキー場、右遠方は水の塔山から東篭の登山。 |
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