大雪山〜トムラウシ山主稜縦走−5
新規追加 2003年9月1日 |
化雲岳よりトムラウシ山と十勝連峰 |
コース | ヒサゴ沼→化雲岳→ポン沼→第二公園→第一公園→滝見台→天人峡 |
総歩行時間(休憩含まず) | 約6時間 |
ガ イ ド |
第5日 2003年7月19日現在 |
避難小屋前よりニペソツ山とウペペケサンケ山(↑左) 早朝の陽が昇り始めた小屋前よりニペソツ山(左)とウペペケサンケ山。夏季の大雪山は朝が早く、4時頃には陽が昇る。 霜の降りた木道(↑右) 入山後最終日にして初めての快晴の朝、木道はまっ白な霜で覆われていた。とは言えのんびりしてたら、写真を撮った頃には木道はすでに足跡だらけ・・・・^^; |
雪渓最上部よりトムラウシ山とヒサゴ沼(↑左) 大きな雪渓の登行も上部になるとトムラウシ山が見え始める。昨日までまったく見えなかっただけに何だか妙にうれしかった。 ヒサゴ沼分岐(↑右) 縦走路のヒサゴ沼分岐。左の木道がヒサゴ沼方面、直進はトムラウシ山への縦走路。 |
化雲岳山頂と化雲岩(↑左) 大きな化雲岩のある化雲岳山頂。化雲岩へは右手から登れるようだが未確認。 化雲岳より表大雪の山々(↑右) 遠方左が旭岳、右は白雲岳、その間には間宮岳や北海岳が並ぶ。写真では小さくて分からないが、北鎮岳も荒井岳の後に見えていた。手前の谷は忠別川。この日もっとも遠くまで確認出来た山は暑寒別岳まで。 |
化雲岳より沼ノ原とニペソツ山(↑左) 左端に沼ノ原の大沼が見える。雲海上はニペソツ山とウペペケサンケ山。 化雲岳より天人峡への道(↑右) 天人峡へ続く長大な下降路が化雲岳から始まる。尚、化雲岳からは小化雲岳は見えない。 |
小化雲岳(↑左) 「ポンカウンダケ」と読む。地図上の1947mピークまで辿り着いて初めて小化雲岳が見える。逆コースではこのピークに辿り着いて初めてトムラウシ方面が見えることとなる。右端の稜線近く、登山道脇にポン沼が見えている。 ポン沼のお花畑(↑右) チングルマなどのお花畑に囲まれ一つだけポツンとあるポン沼は、山上の楽園という雰囲気。視線をもう少し上に移せば忠別川を挟んで高根ヶ原方面もバッチリ。一休みには絶好の場所だが、ポン沼前を通る登山道には腰を下ろすスペースが無い・・・^^; |
第二公園への下降路より旭岳(↑左) ポン沼を過ぎハイマツ帯に入っていくと、ほぼ正面に旭岳を見て下るようになる。ハイマツは平ガ岳や五色分岐付近と違って邪魔になることはなく足取りは快適。目をこらすと左前方遙か彼方に羽衣の滝の上部も見える。 しかし、やがて笹が出始め登山道が平坦になってくると、大きな水たまりやぬかるみが再三現れてくる。とは言え、くるぶし以上の高さまで水に浸かることはなく、その後も同様だった。登山靴の防水性に問題なければ、靴の中まで水が侵入することはないだろう。 第二公園上部より小化雲岳方面(↑右) 第二公園の上部、登山道が大きく左折する角に古い道標がある。ここから先、主稜や小化雲岳方面は見えなくなる。 |
第二公園(↑左) 先の道標がある左折個所からしばらくはぬかるみが酷くスリップに注意。第二公園の湿原は小さくこの時はワタスゲのみ。 第一公園(↑右) 笹の切り開きの道から木道が現れると第一公園は近い。第一公園は第二公園より遙かに大きく、近年木道が敷かれ歩くには快適になった。こちらはそれなりに花もあり休憩には良いところだが、木道は写真のように歩く幅以外のスペースがまったく取られておらず、登山者は湿原に踏み込んで休む始末。 |
滝見台より羽衣の滝(↑左) 第一公園末端から短い急下降後、長い長い針葉樹林の尾根道と変わる。いい加減飽きた頃、右下の忠別川の谷から羽衣の滝を発見すると滝見台も近い。 滝見台からは写真のように羽衣の滝全景が見える。しばらくベンチに座り休んでいる間、通過する人は大概一目見るなり「すげー」と一言言うから、人のリアクションはみんな同じようなものだと妙に納得。 天人峡コース登山口(↑右) 滝見台から間もなく三十三曲がりの急下降にはいる。ジグザグの道はホントに33個所曲がるから、数えていくとおよその位置が想像出来る。やがて木の間越しに天人峡のホテルが見え始めると、天人橋の高台にある登山口に着く。 ゆっくり温泉に浸かり天人峡最下部の無料駐車場前のバス停に向かおう。 |
注記) 旭岳温泉を経由して旭川へ向かう16時半の唯一のバスは、天人峡から旭岳温泉まで無料と太っ腹。車を旭岳温泉に止めてれば乗らない手はない。 |