ホームページ1周年の成果は?  990201  No.21



記者 : 「ホームページ開設以来丸1年が経ちました。カウンタ数は3500件余りだそうで、当初の見込みからしていかがでしたか?。」

天野 : 「決して多くはないけどまるっきりダメって訳でもない。個人的にはそれでも健闘した方かなあって。」

記者
 : 「1年前の意気込みよりはちょっとトーンダウンですね。」

天野
 : 「うーん、突っ込まれると辛いねえ。「もうちょっと行ってほしかった」てのが本音かな。「数よりは内容だ」っていうことで負け惜しみを言っておこう。」

記者
 : 「珍しく弱気ですねえ。」

天野
 : 「つつましいって言ってくれる。」

記者
 : 「では、敗者の弁を聞きましょうか。」

天野
 : 「(この野郎・・・・)言ってくれるじゃねえか。まあいいか。事実にゃちげーねえからな。
まずカウンタの動きを見るとすごく特徴的なところがあったね。明らかに平日の昼間に多く上がって、逆に土・日はほとんどヒットしないことが多かった。つまり想像するに、仕事中の人が業務上の理由で検索した折りに見られることが多く、休日のプライベート場面ではあまり見られてないってことだよな。原因としてはやはり検索サイトへの登録内容がすべてだろう。」

記者
 : 「あれ、だって検索サイトへの登録は得意の趣味の広さを生かして、って言ってませんでした?。」

天野
 : 「まあ、そうなんだけどね。登録時に業務関係は投げちゃって、なるべく注意を引きそうなホビー関連の内容を全面に出そうって話したよな。要するに下手な鉄砲も数打ちゃ当たる式で、まずはヒット率を高める方が先決だって。
でもほんとはさあ、さんざ迷ったあげく、けっきょく登録した代表的検索サイトでは業務関連を優先せざるを得なかった。やっぱり会社のホームページには違いねえから、あまり柔らかすぎて本来の業務まで疑われちゃまずい。それじゃ本末転倒だろうっていう思いが働いてね。」

記者
 : 「まずいっすねえ、ウソついちゃったことになりますよ。」

天野
 : 「ハイ、反省してます。m(_ _)m
ただそれでも業務の柱の一つに、「生分解性プラスチック」っていうまだまだ珍しい素材を中心に据えたから、普通のポッと出の同業他社に比べれば良かった方じゃないのかなあ。まったく知名度のない超零細企業としては健闘した方だと思うけどね。単に設計業務をします、っていうだけではとても3000は行かなかったろう。
実際、俺自身自然大好き人間で、長年の趣味でもある登山や写真の中から環境問題には昔から関心があったし、そんな中で生分解性プラスチックの存在を知ったときは確かに興味が沸いたからね。はた目にどう見えたかわからないけど、自分としてはマジで取り組んだつもりだしそれなりの自信もある。」

記者
 : 「なるほど、その意味で得意分野を前面に出したということではウソではなかったわけですね。
その件ではどれくらいのアクセスがあったんですか?。」

天野
 : 「うーん、発表していいもんかなあ?。
まあ、メールをくれた企業や個人が30数件。電話だけで話したのがやはり同数程度ってとこかな。」

記者
 : 「仕事にも結びついたのは?。」

天野
 : 「・・・・・それは・・・秘密にしとこう。」

記者
 : 「あら?」

天野
 : 「業務上の秘密」

記者
 : 「あっ・・そう・・・・。じゃ、今後の展望というか、ホームページの運営というか?。」

天野
 : 「俺も多少は勉強して、どうすればヒット率を上げられるかというのも開設当初以上にはわかってきたつもり。ホームページについて言うなら、今度URL変更に伴いどうしようかまた悩んでるとこ。」

記者
 : 「仕事を取るか趣味を取るかって?。」

天野
 : 「まあね。
特に生分解性プラスチックの業界ではメーカー間の淘汰が始まってるだけに、これからの2〜3年間は本格的な生き残り競争になると思って間違いねえだろう。マジな話、やはり環境問題解決への一つの道しるべとして、せっかく立ち上がりかけてる生分解性プラスチックの動きは止めたくない。もしそこで自分の得たノウハウがたとえ僅かでもその役に立つなら、まさに本意を得たりってことになるからね。」

記者
 : 「そこで生分解性プラスチックを前面に出すことが世の役に立ち、会社としても存在価値が生まれるってことですね。」

天野
 : 「今日はさえてるねえ。
まあ、世の役に立とうなんて大上段に構える訳じゃないけど、やはり検索サイトへの登録にその語句を入れないわけにはいかないってね。
それでもやっぱり、ホームページが情報発信である以上ヒット率だって無視できない。難しいよな。」

記者
 : 「仕事向けの検索サイトと趣味向けの検索サイトで、ある程度得意な傾向が分かれるそうじゃないですか。そんなふうな話聞きましたよ。」

天野
 : 「うん、だから各検索サイトの得意とする分野に合わせて、こちらの登録語句も優先順序を替えるってことになるだろうな。」

記者
 : 「それでめでたしめでたしって。」

天野
 : 「そうなることを祈ってるよ。」

記者
 : 「じゃ来年は1万件突破?。」

天野
 : 「かるいかるい」

記者
 : 「(大丈夫かなあ)・・・・・(^^;)
ところでもう一つの本業はどうですか?。」

天野
 : 「設計か?」

記者
 : 「はい」

天野
 : 「ボチボチでんなあ。」

記者
 : 「おお、凄いじゃないですか。今時こんな不景気な中で。」

天野
 : 「いや、ボチボチだよ。とてもとても食っていくにゃーあなた。誰か仕事くれーって。」

記者
 : 「赤字?」

天野
 : 「大赤字。あーバカ、世界にそんなこと発信しちゃってどうすんだよ。
ま、しかし近頃の中小じゃ黒字企業を探す方が大変か?。俺だって独立した以上負けねえよう頑張るよしかねえよな。」

記者
 : 「また1年後のこの欄で笑っていたいですよね。」

天野
 : 「まっかせなさい」

記者
 : 「(やっぱり大丈夫かなあ?)・・・・・(^^;)」

 

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