生分解性プラスチック&環境掲示板過去ログ1/2000年

注記) ログ本文は原文のままの掲載です。各リンクは生きてますが、その後の削除・移動等により切れてる場合も考えられますので、ご了承ください。

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Icon 12月31日<日>18時10分:管理人さん
>ALL
今年(2000年)4月の開設以来多くの方にご訪問いただきありがとうございました。
一SOHOの開設するこの種の特殊な内容の掲示板に、
8カ月で2500余りというカウント数は、
私としては予想外に多いと感じちょっとびっくりしています。
当掲示板は来年も引き続き設置いたしますので、
みなさんの業務や興味の情報ページとして微力でもお役にたてばと願ってやみません。

今年ご投稿いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
そして来年もよろしくお願いいたします。


Icon 12月21日<木>8時55分:管理人さん
>カワナカさん
カキコありがとうございます。
ほんとに仰るとおりですね。

某澱粉系プラは湿度が高いとフニャフニャで、湿度が低いとパリパリに
なります。
某乳酸系プラは火をつけると透き通った青い炎で、何ともおだやかな
心温まるような燃え方が印象的です。
煙りも出なければ灰もほとんど(まったくと言っていいほど)残りません。
↑こんなのも機能の一つと考えていいのかな?
今までのプラスチックにはあまり前例のないことではある、たぶん。


Icon 12月20日<水>15時15分:カワナカさん
金森さんのお話は私も興味深く拝見しました。
このように「今までに無い機能性」を生分解以外に見つけることができれば生分解用品の普及はもっと加速するはずですね。
現在は、どいうしも「従来品を生分解にすること」が重視されていますからコストが問題ですが、新たな機能性を発見できて付加価値が見出せれば、コストは問題が無くなるかもしれません。
ただ、なかなかそううまくは新たな機能性を見出せませんが...。


Icon 12月20日<水>8時24分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/greenpla/col-11.htm
コラム項に「生分解性プラスチックのお話−その3」を追加しました。
ご興味の方は↑よりお入りください。


Icon 12月14日<木>12時25分:greenplasさん
http://www.greenplas.com/
当社は,環境に優しい無公害プラスチックである生分解性プラスチックマスターバッチと製品の製造・販売を行っております。この生分解性プラスチックは,独特に改性された澱粉、他の樹脂と添加剤との混合のことで,品質を確保されるともに,コストもずっとやすくなっております。
  また,客様のニーズに対応して,当社では通常プラスチック製品の製造・販売にも力を注いでいます。
  一方では,さらに本格的な世界市場への参加に向け,当社は中国国内に拘泥することなく,日本企業と研究機構との提携や日本での販路作り上げにも積極的に取り込んでいます。

主な営業品目

マスターバッチ:
崩壊型、CaCO3類、生分解類

農業用製品:
農業用袋、農業用マルチフイルム、育苗ポット、コンポスト袋

使い捨ての製品:
買い物袋、生ゴミ収集袋、使い捨て弁当箱、コップ、食品トレー、ナイフ、フオーク、スプーン

包装材料:
フイルム等の各種資材

お問い合わせ窓口
  当社のWEBページに関するお問い合わせはHTTP://WWW.GREENPLAS.COM
  ご意見・お問い合わせは 総経理 孔力 或は 技術市場部 羅欽 までjapansales@greenplas.comでお寄せください。または電話・FAX下さるようお願い致します。
TEL:86-755-6970966 6972993
FAX:86-755-6972991

                                 
                            


Icon 12月13日<水>8時58分:金森さん
>管理人さん
RES頂きまして、ありがとうございます。

ご指摘の通り、生分解以外の機能が評価された製品として
我々も非常に興味を持ってます。

生分解という機能を使おうとするとどうしても、値段は安くなければ
というのが前提になりがちです。
しかし、生分解樹脂はまだ規模も小さいですから、価格だけを言われ
ると厳しいのが現状です。

このような新機能を見出し、少しずつでも樹脂の1つとしてポリ乳酸が
認知されるようになればと思っております。

今後とも宜しくお願いします。


Icon 12月13日<水>8時48分:管理人さん
>金森さん
カキコありがとうございます。

なるほど、やはりラクティがベースだったのですね。
しかも生分解性はもちろんのこと、打球感のフィーリングがよろしい
とは面白い。
実際私たちも↓でも話した通り生分解性ばかりを強調した話しになり
がちですが、ガットの例のように独自な付加価値も認められると言う
ことですね。

この掲示板では環境関連であれば商品PRもOKとしています。
(某掲示板のようにそればかりに埋め尽くされちゃったら考えますが)
また新製品発表の折りにはご紹介よろしくお願いいたします。


Icon 12月12日<火>18時2分:金森 健志さん
http://www.shimadzu.co.jp/
島津製作所で「ラクティ」の技術を担当してます金森と申します。
本日、弊社と株式会社ゴーセン殿が共同開発致しました
「バイオガット」についての書きこみを見つけましたので、
簡単ながらご説明致します。

「バイオガット」は弊社ラクティ(特殊グレード)を用いた
テニスガットで、グレードにより100%生分解するものや従来
のナイロン系樹脂と複合化されたもの等いくつかのグレード
があります。

ガットが生分解する必要があるかと言いますと、必ずしも優
先順位が高いとは言えません。では、なぜ・・・
と普通は考えると思います。

この「バイオガット」は、生分解という機能よりも、使用し
た時の打球感、打ち味が良いと言われております。
具体的には、ソフトテニスでは鯨筋、硬式テニスでは羊腸が
従来使われており、これら天然素材に似たフィーリングが得
られるとの評価を受けております。

これら天然に似たフィーリングが得られ、かつ環境に優しい
素材を少なからず使用しているという点でご評価頂ければ幸
いです。

現在は、ソフトテニス用の「バイオガット・ナチュラル」
(100%生分解)、ソフト及び硬式テニス用の「バイオガット
マルチオイル」(一部生分解樹脂使用)といったグレードが
販売されています。

来年以降も、様々な新製品がラインアップされる予定ですの
で宜しくお願い致します。
(バドミントン用も発売される予定です。)


Icon 12月11日<月>8時41分:管理人さん
昨日NTV系朝の「目がテン!」で、プラスチックが取り上げられ、
吸水性プラや生分解性プラの簡単な紹介もあった。
当サイトの環境コラム中で話してきたことを追従するような内容に、
管理人はちょっとうれしかったな。
↑なんて単純なワタシ?

が、問題もちょっとあった。
生分解性プラの説明では微生物から取りだした酵素溶液中にプラを沈
め、1日で分解する様子を見せていた。
でもこういうの見せちゃうと、「生分解性プラって1日で分解しちゃ
うのね」って単純に思っちゃう人がけっこう多いんだよね。
「酵素溶液中なんていうのは特別な場合で、自然界ではこんなに早く
は分解しないのよ」、って説明がほしかったな。
その後のコメントにも若干問題が・・・・

とは言え、「目がテン!」エライ!!
この番組で生分解性プラが取り上げられるのもかれこれ3回目くらい。
また1年くらいしたら取り上げてくださいね。>NTVさん


Icon 12月6日<水>19時52分:管理人さん
>木綿屋楽器@リンク屋さん
カキコありがとうございます。

なるほど、言われりゃ確かに後ろ向き、かも?
もちろん「出さない・捨てない」は大事とは思うけど、上手くシステ
ムが機能仕始めた暁には、上手に出すって言うことが消費者のステイ
タスになったりして。
何らかの形でそういう行いをカウント出来るようにして、得点がある
一定以上貯まったら減税するとかなんてどう?

アメリカとの対応の違いは、もう民族性が・・・・なんて話しになっ
ちゃいそう?
賢い消費と賢い回収が賢い消費者を生む?
色々是非はあるだろうけど、何でも試して見ることは重要ですよね。
結果が悪ければ教訓に、良ければノウハウに、何もしなけりゃ何も生
まれない。

最近、私って評論家みたい?・・・・反省!m(_ _)m


Icon 12月6日<水>1時18分:木綿屋楽器@リンク屋さん
http://www.americarecyclesday.org/
こんばんわ。
日本発、という話で思ったのですが、消費の冷えた日本で
草の根リサイクルというと、“ゴミを出さない・捨てない”
に終始してしまう(後ろ向きの)空気があるんですが、景気
がHOTなアメリカでは↑にあるように“リサイクル品を
買おう!”となるのが面白いですね。あくまで消費を煽って
いるのです。リサイクルもまたサイクルなのですから、回収
だけでなく購買も(買わないでおくのは、非リサイクル商品
だけでいい)強く呼びかけてゆく必要があるでしょうね。


Icon 12月4日<月>22時27分:管理人さん
>カワナカさん
毎度カキコありがとうございます。

>謳い文句は「自然中で消滅します」とか「コンポスト可能」とかで、リサイクルまで考えているようには思えません。

もちろん各社とも頭の隅にはリサイクルを意識しているはずです。(っと希望的に考えたい?)
分別や回収のリサイクルシステムが現実に出来ているかどうかは別にして(←これが大問題なのですが)、プラスチックではすでにリサイクルは(再利用という意味で)出来て当たり前。
したがって当たり前のことを言っても宣伝にはならない。
もっと効果の上がる付加価値について宣伝する訳ですね。(←これにも功罪あるのですが)

>生分解性樹脂はこれらよりももっと使用中に性能が劣化しやすいし、家庭からの回収も難しい(生分解性が逆にリサイクル意識を喚起しにくい)のではないかと思いますが如何でしょうか?

生分解性プラの方が「使用中に性能が劣化しやすい」、ということはありません。(まったくないとは言いませんが)
一応各社の生分解性プラを比較検討してきた者の一人として言わせてもらうと、現在の状況は材料メーカー、製品メーカー共、各々の生分解性プラの特質とは関係なく製品を作ろうとしています。(両メーカー共これが出来た、あれが出来たという、これも宣伝効果がほしい?)
↑産声をあげてから間もない過渡期には起こりやすいことですよね。
つまり、製品の要求する機能と、使用している(選択している)生分解性プラの特質が必ずしも一致してないのです。
たとえば某プラの耐久性について言えば、もともと水に弱いのに、(将来はともかく現時点で)どうして食器を作ろうとするの?っていうことですね。

家庭からの回収云々については、最近ようやく生分解性プラのシンボルマークが決まりましたので、今後分別などのシステムに進展を望みたいと願ってます。

>環境意識開発途上国の日本で果たして、「リサイクル可能な生分解プラスチック」に付加価値はあるんでしょうか?

環境意識開発途上国の日本だから、これまでを反省するチャンスを与えられたと思いたいですね。
その中から国内での意識啓発はもちろん、今度は日本発のリサイクルシステムを完成させ世界に発信しようと思いませんか?
ちょっとカッコつけすぎかしら?・・・^^;
いずれにしろ、「リサイクル可能で尚かつ生分解」、となれば私は立派に付加価値であると思います。


Icon 12月4日<月>11時53分:カワナカさん
管理人さん、Junさん、ありがとうございます。なるほど、生分解性樹脂でもリサイクルが必要となってくることは認識できました。でも、現在の生分解性樹脂でそのままリサイクルすることを生分解プラメーカーは考えているのでしょうか?生分解性プラの謳い文句は「自然中で消滅します」とか「コンポスト可能」とかで、リサイクルまで考えているようには思えません。その様な研究はあるんでしょうか?ご存知の方、教えてください。
また、既存の非生分解プラでも家庭用に用いられている物はリサイクル率は非常に低いですよね?PETボトルを繊維にしたりはしていますが、用途も非常に限られているし、スチロール樹脂などの他樹脂のリサイクルも元の樹脂に戻すのではなく、ある程度性能が低下していても使用可能なものへの転用でしかない。生分解性樹脂はこれらよりももっと使用中に性能が劣化しやすいし、家庭からの回収も難しい(生分解性が逆にリサイクル意識を喚起しにくい)のではないかと思いますが如何でしょうか?
確かに将来膨大な生分解性プラのゴミが出てくると、リサイクルを考える必要があることは分かりますが、生分解性プラの種類によってもリサイクル可能かどうかは違うでしょうし、これらが明記され、分別回収されないとリサイクルもできない。
農業や漁業用途といったものは農協や魚協で回収することもできますが、家庭用のものは回収できないと思うのです。(漁業や農業などの産業用途と家庭用途のどちらに多く使われるようになるかは分かりませんが、農業や漁業用途はどちらかといば使い捨て性メリットでしか普及しないのではないでしょうか?反面、家庭用途は多くの非生分解プラ樹脂の代替品としての可能性は高いが、回収しにくい。)
生分解性プラの普及の原動力は現時点では「環境中で分解される」ことで、決して「リサイクルも可能」ではないですよね。だから多少高くても消費者のエコ意識の満足や企業のイメージアップのために使われ始めている。
環境意識の高いヨーロッパではなく、環境意識開発途上国の日本で果たして、「リサイクル可能な生分解プラスチック」に付加価値はあるんでしょうか?(大学や公共研究機関は別ですよ。あくまで企業研究として)


Icon 12月1日<金>16時1分:管理人さん
>Junさん&ALL
>小生も「グリーンプラ」のリサイクルシステムまで考えて、この分野に取り組むべきだと思います。

↑そうなんですね。
このような考え方の中からこそ、将来のプラスチック像が見えてくる
ように思っています。
結局、生分解性だからと言って廃棄の際捨てることを前提にしてては、
まず間違いなく行き詰まってしまうでしょう。
おそらくどんなに分解性を良くしても本格的な普及期に入れば、とて
も自然分解だけで処理しきれるものではありません。
もちろん以前述べたようにどうしても使い切りで廃棄せざるを得ない
ものもあるわけですが、やはりそれ以外はリサイクルが原則なんです。
リサイクル出来ない材料じゃしかたないかもしれないけど、生分解性
プラは立派にリサイクルにも対応した材料なのですから。


Icon 12月1日<金>7時38分:Junさん
>管理人さん、
小生も「グリーンプラ」のリサイクルシステムまで考えて、この分野に取り組むべきだと思います。
TVではアルカリ処理での加水分解を示す番組(ニュース?)もありましたが・・・?
アルカリ処理が良いか悪いかは別にして。


Icon 11月30日<木>19時24分:管理人さん
>カワナカさん
カキコありがとうございます。

勇気づける反論(って言うと大袈裟だけど)をいたしましょう。
携帯電話が例となってましたので、そのケース等に使用されるプラス
チック重量をおよそ20gとします。
年間多く見積もって2000万台売れたとしましょう。
使用されるプラスチックは20g×2000万台で約400トンにな
ります。(実際は無駄となる部分がありますのでその1.5倍程度?)
ところが年間生産される農漁業資材関連のプラスチックは、実に数万
〜数十万トンオーダーの規模なのです。

もう一つ。
年間1500万トンものプラスチックが生産されますが、そのうち8
割程度は4大プラスチックと言われるポリエチレンや塩ビが占めます。
生分解性プラスチックが進出しようとしている分野は、その4大プラ
を一部代替えしようと目指しているんですね。
ここで4大プラの、仮に1%が代替えされたとしましょう。
その量は実に十数万トンとなります。
ちなみに今年の生分解性プラスチック生産予測は4000トンほどです。
携帯電話という比較的小さな製品との比較はともかく、4大プラの代
替えがその量としてどれほど膨大であるかがお分かりになると思います。

↑の話は単純に量だけの可能性ですが、もちろん石油に依存しないと
か、燃やしても焼却炉を傷めず有毒ガスを出さない等の利点もあります。
(この辺の話題は「生分解性プラスチックのお話」として執筆中です
ので、いずれアナウンスいたします。)
尚、生分解という名前が大きく宣伝され「このプラは捨てて土に返す
ものだ」という認識を持ちがちですが、生分解性プラでも基本はリサ
イクルだということをお忘れなく。
いかがでしょうか?

カイガラムシの件(って言うかシュラックの件)情報ありがとうござ
いました。
名前も分かったところで私もちょっと調べてみようかと思います。


Icon 11月30日<木>14時1分:カワナカさん
何も書かないうちに送信しちゃいました。すみません。
以前管理人さんが言われていたカイガラムシの件ですが、それはシュラックという樹脂で、古くからレコード素材や家具保護用ニスとして使われている物です。(ご参考まで)
私も生分解性素材を研究しているのですが、最近、生分解性である必要のあるプラスチックって末端商品としては何があるんだろうと疑問に思うことが有ります。家庭にコンポスターが絶対1台はある、という状況であるなら別にして、現状で非生分解プラスチックを部分的に生分解性プラスチックに代替しても単なる商品のイメージアップに過ぎず、結局焼却ゴミとして処分されてしまうんじゃ意味がないですよね。
確かにルアーや釣り糸なんかは魚が飲み込んだり鳥に巻き付いたりして死亡原因になっていますが、例えば「携帯電話の構成プラが生分解だったら?」って考えても、何もメリットがないじゃないですか?農業用とか漁業用とかに使う素材を生分解にする必要はある(ごみ減容や生物保護の観点で)し、消費者にとっても少しはメリット(そのまま放置しておける)があるのですが、そんな用途って非常に少ないのではないでしょうか?
結局、生分解プラが普及するためには消費者にとって大きなメリットがない限り代替できない特殊なプラスチックでしかありえないのではないかと悲観的になったりします。だって、使っている間に劣化がないという点では非生分解性プラが当然優れているのですから。それでも生分解プラは普及できるのでしょうか?
どなたか、私を勇気付ける反論をお待ちしています。


Icon 11月30日<木>8時46分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/green/green-5.htm
当サイト生分解性プラスチック項のトピックスを更新しました。
新聞からの引用による紹介です。
ご興味の方は↑のリンクよりお入りください。


Icon 11月28日<火>8時38分:管理人さん
みなさんカキコありがとうございます。

>えびすいさん
光崩壊性プラの件、確かに良い教訓ですね。
私風の解釈をすれば、いい素材が出来たと言って売り出して利点ばかり
強調しても、その素材自身の説明不足があるとしっぺ返しを食う、っと
いうところでしょうか。
生分解性プラスチックに関しても実際かなり誤解も多いと感じていま
すし、要するに説明不足以外の何者でもない。
ほとんどのメーカーは分解性を強調するあまり、多くの人に何でもか
んでも1〜2カ月で分解すると思わせています。
同じく使い捨て用のプラスチック、という認識も多くの人が持ってる
ことでしょう。


Icon 11月27日<月>6時18分:Junさん
>えびすいさん、レス有難うございます。
参考になりました。
澱粉・蛋白・脂肪は分解できそうですね!!
ただ、こんにゃくに関しては、調べないと分りませんね?
マンナナーゼ等が魚類では体内にあるのか?
もし、魚の消化酵素について成書(魚の生理学or生化学?)等
ご存知でしたらご紹介下さい。


Icon 11月26日<日>17時49分:えびすい あきらさん
えびすいです。コンニャクを魚が消化できるかという話の返事です、遅くなりました。 私は漁業に密接した講座に所属しているため、魚の生理については うとい のですが、知り得た範囲で書かせていただきますと。炭水化物を魚は消化することが出来ます。はまちや鰻などの養殖に使われる餌料にはポテトやとうもろこしが入っていますし、鯉を釣るときにはスマッシュポテトを使ったりします。胃では主にたんぱく質を分解する酵素をが出ます。活性は弱いのですが胃にはアミラーゼやマルタ―ゼ、リパーゼも出ています。すい臓および幽門睡から炭水化物の分解酵素の強いものが出るそうです。ですから炭水化物を栄養として摂取することは魚にも可能です。コンニャクの件について回答になっているようななっていないような書きこみになってしまいました。

生分解性プラスチックの開発にかかわる理念てきな話が出ていますので
思い当たること書きます。 ヨーロッパやアメリカで数十年前になりますが 分解性を持つプラスチックの中の 光崩壊性のものが市場に出回り その結果、崩壊するとさも分解したようだけども結局は小さくなっただけで、環境に残留するとして不買運動が起こったと聞いています。
このことは、分解性プラスチックの普及の大きな痛手となったという評価を読んだことがあります。 生分解性プラスチックが普及することを願っている私としては教訓になる話だと思いました。それでは


Icon 11月26日<日>15時21分:もめんやさん
>より適した素材が見つかれば(開発されれば)、その際に代替えが起
>こるということですね。

たしかに、話(開発)の順序としては、元来そう進むのですよね(*ーー*)
>管理人さま。

ちなみに↓で書いた“プラスチック”とは“生分解しないプラスチック”
のことです。広告がいかにも“プラスチックに替わる”という点を強調
してましたので、無知なド素人が惑わされてしまった良い例(笑)です。
結果的に紛らわしい表現で設問してしまい、すいませんでしたm(_ _;)m


Icon 11月26日<日>13時17分:管理人さん
>Junさん
↓ご同意ありがとうございます。
仰るように環境本来の理念に合わないものは、やがて淘汰の対象にな
ると私も思っています。

当方のコラムでは度々主観的な意見も言わせていただいているのです
が、話の性質上もっと客観的な方がいいのかなと迷ってたところです。
話の内容にお気に召さない方もいるかもしれませんが、どうぞ広い目
でご覧いただきたくお願いいたします。


Icon 11月26日<日>13時2分:管理人さん
>もめんやさん
いつも情報ありがとうございます。
このようなサイトの管理人を名乗っておきながら、情報はほとんどみ
なさんまかせと、恥じ入るばかりの管理人です。m(_ _)m

ところで↓で言わんとする意味が、私の理解力不足か今ひとつ自信が
もてません。
もっとも「プラスチックに替わる生分解性素材を作る」というアプロ
ーチは、それが生分解性プラスチックを指してるなら、私にはちょっ
と妙な言い方に聞こえます。
代替えという意味は他のプラスチック素材を駆逐するのではなく、本
来その商品の要求する機能に適したプラスチック同士の棲み分けを行
う、といふうにとらえたらどうでしょう?
より適した素材が見つかれば(開発されれば)、その際に代替えが起
こるということですね。
まあ、メーカー側の表現にちょっとした勇み足は良くあることですが、
宣伝文句として受け手が誤解を招くようであれば私たちも注意したい
ところです。

スーパーエンプラでないと実現できない用途があるように、生分解性
プラスチックの得意分野もあるとしときましょう。

昨日、サイト更新の際当方の設定ミスで一時掲示板などが不通になり
ました。謹んでお詫び申し上げます。 >ALL


Icon 11月26日<日>8時40分:Junさん
環境コラムの「生分解性プラスチックのお話」の中で
==========================================================
補強のためにガラス繊維やカーボン繊維を混合しようなどと考える人もいる。
私感としては、そもそも「現段階でそんな(高度な)用途に生分解性プラスチックを考えるべきではない」、と思っているがいかがだろうか
==========================================================
同感です!!
それではグリープラを使う意味がないでしょう!!
どうも穿った見方をすれば、そのような製品(?)を作るメーカーは
売上が増加すれば良いと言う考えなのでしょうか?
それとも、「部分分解」でも意味があると考えているのでしょうか?
でも、ある程度の時期が経てば当然淘汰されていくと思います。


Icon 11月26日<日>1時12分:もめんやさん
http://www.jafco.co.jp/magazine/park/cleanearth_01a.html
毎度です(^^)。
世の中には、“プラスチックに生分解性を与える”というアプローチ
と“プラスチックに替わる生分解素材をつくる”というアプローチが
あるのでしょうか?
↑の会社の“成果物”を見る限り、結果として同じ目的の表裏を見る
思いがします。


Icon 11月25日<土>23時14分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/greenpla/col-10.htm
>ALL
サイトを全面変更いたしました。
掲示板は特に変わってませんが、親サイトはツリー型に全面変更し、
あまり評判の良くなかったフレームは削除しました。
特定ページにリンクを張ったりお気に入り(ブックマーク)登録をな
された方は、恐れ入りますが修正お願いいたします。
尚、不具合などお気づきになりましたらご連絡お願いいたします。

環境コラムの「生分解性プラスチックのお話」を更新しました。
今回は予備知識その2として、完全分解型と部分分解(崩壊)型の説
明です。
ご興味の方は↑よりお入りください。

>Junさん、えびすいさん、&ALL
↓でも述べたように安全性の裏付けというのは、今後各セットメーカ
ーが生分解性プラスチック導入を考えたとき、価格と共にもっとも知
りたい部分と思われます。
これまで各ユーザーへの説明に際して、ともすれば後回しにされてき
た部分でもあり、現実にデータ不足は否めません。
すぐに解決策が望めるような内容ではありませんが、みなさんのお力
添えで少しでもそのような部分に明かりが灯ればと願ってやみません。
今後ともよろしくお願いいたします。


Icon 11月25日<土>10時45分:Junさん
>管理人さん
ご許可頂き有難うございます。
小生もこれからの時代は安全性を含めた(検討した)「エコビジネス」が重要と考えます。
 このBBSで「釣具」を例に議論できれば嬉しいです。
>えびすいさん
よろしくお願い致します。


Icon 11月25日<土>9時24分:管理人さん
>Junさん
カキコありがとうございます。

魚に限らず、動物が食べた時の消化の問題と言うのは、その安全性を
含め生分解性プラスチックにとってかなり重要な課題の一つです。
っと言うのも、たとえば澱粉系の生分解性プラスチック製品などを土
中に埋めておくと、けっこうカラスなどが掘り返して持っていっちゃ
います。ある時その様子を目で追っていくと、ちゃっかり石の下に隠
していました。つまり食物として認識していたわけですね。
澱粉系のプラは成形直後、餅を焼いたようないい匂いがします。特に
発泡させた物などふ菓子そのものみたいで、私でも醤油をかけて食べ
てみたい誘惑に駆られるほど。

私が度々発言する安全性という意味には、上述のような内容も含みま
す。仮に、いわゆる環境ホルモンなどが含まれていたら、せっかくの
生分解性プラスチックが悪者になる可能性だって否定できません。
したがってこの種の疑問は本BBSでも重要なテーマの一つと考えま
す。


Icon 11月24日<金>18時21分:Junさん
>管理人さん、最近このBBSますます活発なようでなによりです。
>えびすさん、「魚」がこんにゃく分解できるか興味があります。
つまり、多分分解酵素「マンナナーゼ(?)」か何かの加水分解酵素あるのでしょうかね?
あるいは、人間と同様にアミラーゼ等の糖の加水分解酵素あるのでしょうか?
更に、そう言えば今まで考えた事ありませんでしたが、魚は捕った餌(主に蛋白質?)をプロテアーゼ等の酵素だけしか持ってないのでしょうか?つまり、炭水化物類は魚は餌としないのでしょうか?
ご教示下さい。
全然、このBBSにはふさわしくありませんが・・・?
小生も「グリーンプラ」には以前より興味を持ってます。


Icon 11月24日<金>8時52分:管理人さん
>えびすいさん
情報ありがとうございます。

なるほど、ワームは消化されずにいつまでも残っちゃうと、そういう
問題があるわけね。人で言えば、特大のハムくらいの太いこんにゃく
を飲み込んだようなものでしょうね。確かにそんなのが消化されずい
つまでも残るとしたら、大いにもたれそう。食欲もなくなるでしょう。
こんにゃくもその意味ではちょっと?マークですが、仰るように利用
の場合でも追跡調査が必要となりそうですね。

臭いが移るというのは川魚など(特に鮎とか)が苔臭いと言われるの
と同じようなことかな。ワームに付けられた臭いがどんなものか知ら
ないけど、人にとっては不快ってことかな。

>えびすいさん&ALL
群馬の上州屋ってなぜかほとんどルアー置いてなかった。海釣り用品
はいっぱいあるんだけど、内陸県なのにどうして?。季節的なものか
しら?
他にキャンベルとかもあって、こちらは逆にルアーばかり。私自身は
あまり釣りに詳しくないこともあって、他に何件かお店回ってみたけ
ど収穫なし。分解の分の字も見つけられませんでした。量販店では売
れないと即引き上げちゃうからねー・・・・くすん(/_;)


Icon 11月23日<木>23時36分:えびすい あきらさん
えびすいです。
>魚が飲み込んで消化出来ないとどんな問題となるの?
>便秘にでもなって魚が死んじゃうとか?
>こんにゃくも人の体内では分解されないけど・・・・?
便秘になります(冗談ですが)。 芦ノ湖漁協さんか頂だいたブラックバスの腹部を解体した写真があるのですが、胃の内容物からワームが5、6個でてきたものがあります。胃の中にこれだけワームが存在すると食欲が無くなり餓死する可能性があるといわれています。
また 匂いが問題になるそうです。ワームには魚を誘引するための匂いがついているものもあります。それを飲みこんだままになっていると、私は確認したわけではないのですが、この匂いが魚に移り、食用できないとの話もあります(ブラックバスではないです)。
コンニャクは確かに分解?されませんが、胃の中にたまることはないですね。胃の中や腸でどのようなことが行われているか知りませんが、人間にとってはコンニャクは健康食品ということになってますからね。
しかし魚がコンニャクを食べるとどうなるかはわかりませんので 調査が必要だと思われます。

上州屋めぐりはいかがででしたか?


Icon 11月22日<水>20時38分:管理人さん
>えびすいさん
追加情報ありがとうございます。

そうかー、こんにゃくとは断定出来ないかー。
でもあのプリプリ感が何らかの利用、又は開発のヒントになってた可
能性は大のようですね。
ところで、魚が飲み込んで消化出来ないとどんな問題となるの?
便秘にでもなって魚が死んじゃうとか?
こんにゃくも人の体内では分解されないけど・・・・?

ビオノーレ+キトサンのルアーですね。
こうなりゃー、明日は上州屋巡りだ。
結果は後ほどここでご報告します。


Icon 11月22日<水>11時46分:えびすい あきらさん
えびすいです。ワームの件ですが、勘違いというかよく確認しないで情報を書きこんでしまいました。すいません というのはモリト株式会社さんから発売されているTurnbait(R)のことをいっているつもりでしたが、確かに食品素材から作られていると書かれているのですが、コンニャクからとは書いてませんでした。すいません。先生に尋ねたところ寒天やコンニャクのようなものだが、コンニャクではないらしいとの返答でした。つまり企業秘密のようです。不正確な情報を書き込んでしまい申し訳ありませんでした。 でも何なんでしょう? コンニャクでうまいこと作れると、ワーム釣りの問題点の一つである、魚が飲みこんでも消化できないという問題の解決につながると思うのですが。

あと生分解性プラスチックのハードルアーについて追加情報です。ビオノ―レが主成分ですが、キトサンが混入しているそうです。長さ9cm
重量15g 製品名はドルフィンだそうです。イルカの形をしています。3から5年で完全に分解するとのことでした。2800円となっています
97年の情報ですが。それでは失礼します。


Icon 11月22日<水>9時0分:管理人さん
天然ゴムの話、どこで聞いたか思い出した。
まあ、それはともかく、元々樹液なんだからたぶん生分解性なんだろ
うとは想像の範疇?
おそらく桑科の白い樹液なんかも同じなんでしょうね。
ゴムの木ほど成分が濃くなくて事業としては使えないのでしょうが、
元々養蚕県の当地方では今や桑の木がそこらじゅうで大木となってい
ます。
結果的にほとんどは未利用の農地と化してる。
生分解性に関連してそんな桑の木からも、ひょうたんから駒のような
価値が見いだせればいいのだけど。

駆除のやっかいな害虫「カイガラムシ」が出す粘液なんかも、確か生
分解性の接着剤だったかにしようって話があった。
あれはどうなったろう?
どなたかご存じですか?

>えびすいさん
話が前後しますが、こんにゃくも我が地方が大産地。
でも、こんにゃく利用のワームとはまったく初耳。
ちょっと興味あるなー。
市販はされてるようですか?


Icon 11月21日<火>20時59分:管理人さん
>カワナカさん
カキコ&情報ありがとうございます。

そうですよねー、天然ゴムがあったじゃない。
天然ゴムも生分解性だって話聞いたことあります。
でも誰から聞いたっけ?思い出せない・・・・^^;

エコ風船は何かのイベントで上げる風船として使われてましたね。
広島アジア大会ってありましたっけ?
その開会式じゃなかったかなあ?
アトランタ五輪だったっけ?
長野五輪かな?
あれは紙の風船だったっけ?
う〜〜〜健忘症が悪化してる・・・・再^^;
もっとも私の記憶がカワナカさんの言われる「エコ風船」と、同じ製
品(メーカー)であったかどうかは分かりません。
ただ作られていた(いる)ことは間違いありません。


Icon 11月21日<火>16時44分:カワナカさん
生分解性ガットの話がでていましたが、実は私はバドミントンをしておりましてそのあたりから聞いた話です。今でもバドミントンの高級ガットは「羊の腸」なのだそうです。こんなにいろいろな非生分解性プラスチックや強靭な素材がある現在でも、羊の腸が最高級のガット素材であることに驚いてしまいました。確かにウィンナー(ブタの腸)の皮は硬いけど...。最近のウィンナーの皮は合成品かな?
ところでPVAを使ってエコ風船なるものがあるそうですがご存知ですか?環境中に落下しても分解されたり、動物が誤ってたべても安全だそうですが、そんなこといい始めると天然ゴムからつくったものはすべて安全になるわけで、べつにわざわざPVAで作る必要もないんじゃない?と思います。詳しい方、おられますか?


Icon 11月21日<火>14時33分:管理人さん
>えびすいさん
情報ありがとうございます。
カキコが偶然重なっちゃいました。

そうか、PVAは色々条件が整わないと難しい側面もあるかな?と。
可塑剤はご存じでしょうが、その種類によって環境ホルモンとの関係
が云々されています。
この手はほんとに難しい問題ばかりですね。

ビービー弾(BB弾)はカキコの通りです。
はっきり言って材料の価格差がそのまま製品の価格差なんでしょう。


Icon 11月21日<火>14時22分:管理人さん
>もめんやさん
するどい。
そうなんです。ビービー弾っていうのがありまして。
これ試作しました。
値段も出ました。
(↑私が施主じゃないけど)
買ってくれるところがありません。
たぶん今でも。
くすん・・・・(/_;)


Icon 11月21日<火>14時10分:えびすいさん
えびすいです 
PVAはソルベント キャスト法で製作した、フィルムで行いました。
当研究室では海水中における分解性について調べています。バイオポールやPCLのフィルムの海水中における分解性を実験していまして、PVAもフラスコに海水を入れて攪拌しながら分解させました。フィルム状のバイオポールやPCLが数週間で分解するのと比較して2ヶ月ぐらい実験したのですが分解しませんでした。どうもPVAの分解はいろいろと条件が難しいそう、(数種類の菌が関与するなど)なので いま調べているところです。

やはり ワームに対しては可塑剤なしでは無理ですか、ワームから溶出する可塑剤が魚に対して無害ではないであろうとのことで 釣具団体も調べているようです。ワームについては こんにゃくを利用したものなどが開発されているようです。

もめんやさんの書きこみにあったBB弾はたぶん分解するような材質では作られてないでしょうね。商機があるかもしれませんね。

また 書きこませていただきます。


Icon 11月21日<火>0時40分:もめんやさん
こんばんわ(^^)
えびすいさんのバス釣りの話で、狩猟弾による鉛中毒汚染の話を
思い出しました。まあ狩猟用の(つまり殺傷目的の)銃弾や散弾
はともかく、遊びのエアガンで使う弾って、たしかプラスチック
ですよね。あれは生分解性の素材で造られているんでしょうか?

いわゆるサバゲーは森林の中でやることが多いだろうから、あの
弾こそ、生分解されなくちゃイケませんよねえ(エラそう:笑)。


Icon 11月20日<月>20時5分:管理人さん
>えびすいさん
カキコ&情報ありがとうございます。

なるほどビオノーレでルアーを作ってましたか。
ビオノーレは生分解性プラスチックの中でも最も柔らかい部類なので、
ワームには適していたかもしれませんね。(カキコの内容から想像す
ると実際の製品はワームではないようですが)
もっとも柔らかいと言ってもプラスチック。
ゴムのような訳にはなかなかいきません。

可塑剤を使用しないで・・・・
は、かなり難しそうです。
いわゆる澱粉系の生分解性プラスチックの多くは、やはりPVAや水
を添加して柔らかさや靱性を出しているのが一般的です。
まあ実際の成形材料はそれだけでなく、メーカー各々のノウハウがあ
るのでしょうが。

分解性を確認できず・・・・
ということですが、どのような条件で確認作業を行いましたか?
これは私が繰り返し言い続けていることなのですが、一般に思われて
いるほど生分解性プラスチックの分解は早くありません。
メーカー各社の実験などではいずれも数週間という結果を出している
ようですが、そのほとんどは数十ミクロンのフィルムでの、それもあ
る程度理想的条件下においてのようです。(もちろんJISに則って
ですが)
つまり実際の場面で、何ミリも厚みのある生分解性プラスチックが分
解するには、年単位の時間のかかる方が普通なのです。
したがって生分解性プラスチックでも理想はリサイクルが原則。
ただご提案のルアーや農漁業資材など、どうしても使い切り、又は劣
化により環境中に廃棄される運命にある製品というのもあります。
そのような物こそ生分解性プラスチックの出番なのでしょうね。


Icon 11月20日<月>2時21分:えびすい あきらさん
はじめまして、東京水産大学のえびすいと申します。よろしくお願いします。私は現在 生分解性プラスチックを漁具に応用する研究をしています。こちらの掲示板で勉強させていただきたいと思います、よろしくお願いします。

 ワームやルアーにグリーンプラを応用する話がありましたので書きこませていただきます。 オーヤ企画さんがビオノ―レ #1020でルアーを成形したものをサンプルとして頂いたことがあります。
販売されているかどうかは未確認です。

バス釣りが好きな方は、ご存知とは思いますが、芦ノ湖ではプラスチック製のワームによる釣りが禁止されました。そこでワームに生分解性プラスチックを利用することを思案しております。可塑剤を添加しないで柔らかくすることができる 生分解性プラスチックってなにか ございませんでしょうか、以前、ポリビニルアルコールを架橋度を変化させて含水率を調整してブヨブヨしたものをつくって分解性を実験したのですが、まったく分解性を確認することができず断念しています。

それでは失礼います。


Icon 11月18日<土>14時8分:管理人さん
>もめんやさん
ご無沙汰です。
いつも情報ありがとうございます。

ガットとは初耳です。
釣り糸が出来るのだから、確かに太くすればガットだってあってもい
いか?
ってことはギター界にも進出?
ご紹介のページに飛んで見ましたが、材質の説明までは無いようです。
おそらく釣り糸同様乳酸系なのでしょうね。


Icon 11月17日<金>12時36分:もめんやさん
http://www.gosen.co.jp/tennis/info/biogut.html
お久です。ずいぶん盛り上がってますね。

ナンとまあ、今度は釣り糸ならぬテニスのガットに生分解だそう
ですよ。↑ちょっとオドロいたので、野次馬カキコに参りました。
ではでは。


Icon 11月10日<金>8時59分:管理人さん
>井上さん
カキコありがとうございます。
ルアーに生分解性プラ、確かに以前そんなアイデアがありました。
その後どうなったか私も知りませんが、ご存じの方がいらっしゃいま
したら連絡お願いいたします。

尚、乳酸系プラによる釣り糸はすでに有名ですね。
ちょっと値段の高いのが難点のようですが、やがて普及するよう願っ
て止みません。
これからルアーとして企画するのであれば、やはり乳酸系がベストで
しょう。

井上さん、アドレスが全角文字となっているようです。
そのまま半角に直せば接続しましたので、次回カキコの際は半角文字
でお願いしますね。


Icon 11月9日<木>14時19分:井上貴夫さん
http://sunline.co.jp/
今、琵琶湖で問題になっているルア−(擬似餌)の放置のことで
グリ−ンプラでルア−(擬似餌)ができないか考えています。
もし、作っていらっしゃる方がおられましたらお知らせください。


Icon 11月9日<木>14時7分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/link.htm
>菅原さん
カキコありがとうございます。
「はざい屋」というネーミングに感心しきりの管理人です。

さて、平板状のプレートはないか?というご質問ですが、
⇒「有るはずだけど入手は難しいかなー・・・」
と言うのが現状における私からの回答となってしまいます。
板材というと、いわゆる押し出し成形品になると思いますが、各材料
メーカー又は有名加工メーカーならトライくらいはしているはずです。
私も10ミリ厚程度の板は見ています。
但し、量産してるか?というと、残念ながらまだそのレベルではない
ように思われます。
おそらく加工メーカーからの入手は難しいでしょうから、まずは材料
メーカーに問い合わせてみることをお奨めいたします。
最近は多くの材料メーカーがHPを持っていますし、当方の↑のリン
クページからも幾つかはリンク可能です。
以上、ご参考まで。


Icon 11月8日<水>19時39分:菅原 明美さん
http://www.hazaiya.co.jp/
当社はプラスチック板の加工、印刷を主に営業しております。
この度、リサイクルを見据えた材料を販売する部署『はざい屋』を新設し、今後必需品となるであろう『生分解性プラスチック』をどこまで製品として活用できるか、非常に興味があるのです。
平板状になったプレートを手に入れたいのですが、どこで扱っているのかわかりません。色、厚み、加工性など、比較してみたいのです。もし、わかりましたら教えていただきたいのですが。


Icon 11月2日<木>7時53分:Junさん
管理人さん、おはようございます。
早速アクセスしました。裏話・・・そうだったのですか?影(??)の
功労者ですか?
これからのつづきを期待したおります。


Icon 11月1日<水>14時49分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
長らくお待たせしていた(誰も待ってない?)環境コラムの新シリーズ、
「生分解性プラスチックのお話」をようやくスタートしました。
まずはさわりからですが、ご興味の方は↑のURLよりお入りください。


Icon 11月1日<水>8時20分:管理人さん
>KAWANAKAさん
さっそくご丁寧なカキコありがとうございます。
私自身、吸水材と言っても外壁くらいの知識しかありませんでしたが、
ご説明のおかげで少しは理解が深まったような気がします。
今後何か用途を思いつくのにもその内容をふまえて、ということで大
変勉強になりました。
ありがとうございました。


Icon 10月31日<火>9時23分:KAWANAKAさん
 こんにちは、管理人さん、皆さん。さて、管理人さんの質問で「吸水した水を絞れば水が出るのか」ということですが、基本的にいわゆる高吸水材では一度取り込んだ水を圧力で外に出すことはほとんどありません。(少しは出ることもありますが)
 確かに布やスポンジも水を吸いますが(管理人さんのいわれているような吸水)そのような吸水材は紙おむつの吸水材としては使えませんよね。とはいっても普通の布おむつでも一回分くらいはオシッコを吸えます。紙おむつの逆戻り現象は極少ない量のオシッコなんですが、その極少ない量でもムレやカブレに繋がるため嫌われています。もう少し詳しく言うとこの逆戻り現象のオシッコは吸水材の構造中に捕らわれた水分ではなく、吸水材ゲル粒子とゲル粒子の間に吸われきれずに残っている水分が犯人と思われます。また先述したようにゲル強度が弱くてヌメッとするようなゲルですと、そのヌメッとした部分が逆戻りするわけです。だから吸水後のゲル強度は重要なんですね。
 ですから紙おむつ中に使われるような高吸水材から水を絞り取ろうとしても無理です。ただし、乾燥すると水分は抜けます。たとえば砂漠の緑化や土壌の改良に使う保水材はこのような吸水材が使われます。「雨が降れば吸水材が余分な水分を吸い取り、日照りになれば吸水ゲル中の水分を植物の根が吸う」というのが理想的です。実際、土壌改良用保水材として吸水と乾燥が繰り返し可能な非生分解性吸水材は市販されています。
 また「吸湿性」は確かに吸水性と似ています。でも吸水材が基本的に「周りにある水を吸う」のに対して、吸湿材は「周りの空気中の水分を捉えて液状化する」訳ですからかなり違います。紙おむつの吸水材が空気中に放っておいても吸湿してビチャビチャにはならないでしょう?吸水材とほぼ同じ成分を繊維状にして吸汗性繊維として作っています。また湿度コントロールが可能なカーテンなどとしても既に売られているのではないでしょうか?
 つたない説明ですが、納得していただけましたでしょうか?


Icon 10月31日<火>8時32分:管理人さん
>KAWANAKAさん
色々ご説明ありがとうございます。
化学音痴には大変助かります。

ところで件の吸水材ですが、ご説明を逆説的に言うと、一度吸収した
水分でも搾ればまた水として戻せると考えてよろしいのでしょうか?
その場合復活した水分は、たとえば飲んでも支障無いほどの安全なも
のなのでしょうか?
ついでにその状態で繰り返し使用は可能でしょうか?
も一つついでに、放置状態で吸湿性はあるのでしょうか?(いわゆる
押入れ用の吸湿剤のような)

質問ばかりで申し訳ありません。
業務上支障無い範囲で、お時間が空いた時にでも教えていただければ
幸いです。


Icon 10月30日<月>10時15分:KAWANAKAさん
 こんにちは。天然多糖類というのは簡単に言いますと植物(デンプンやセルロースなど)とか海草(寒天など)、あるいは動物が作るもの、微生物(カビとかバクテリア)が作るもののを言います。これに対して石油を原料として作る様々なプラスチックや先述したポリアミノ酸は自然状態では存在しないもので人間が工業的に作る物なので合成高分子といいます。石油原料ものは今は安いのですが、いずれ原料である石油が枯渇する?(20年くらい前からずーっと言われてますが)はずです。
 「吸水後のゲルの硬さが弱い」というのは管理人さんがいわれているように「固まるけど弱い」ということです。吸水材にこの硬さがなぜ必要かというと、例えばおむつを付けた人がおむつをお尻に敷いた状態でオシッコしたときに硬さ(弾性力)がないと重さに負けてオシッコを吸えないとか、一度吸ったオシッコが重さに負けて逆戻りしてお尻についたり、最悪の場合は吸水したゲルそのものが潰れて紙おむつのスキマからお尻に付いたりするからです。
 もし、このサイトをみられている方の中で、私が研究している生分解性吸水材を使って何か「商品化したい」、あるいは「吸水材を使ってこんな物ができないか」、と思ってくださる人がいらしゃればドシドシ私の方までダイレクトメールください。とはいっても、実用化できるのはまだまだ先ですが...。宜しくお願いします。


Icon 10月27日<金>20時50分:管理人さん
>KAWANAKAさん
カキコありがとうございます。
大変勉強になった化学音痴の管理人であります。
天然多糖類と言われても例がなければ分からないほどの奴でして・・・^^;

私からもご覧のみなさんにアイデアの提供お願いいたします。 >ALL
話の性質上ナイショで、っていう方はDMでもよろしいのでしょうか? >KAWANAKAさん

「吸水した後のゲルの硬さが弱い」っていうのは、固まるけど柔らかい
ってことですよね?


Icon 10月27日<金>17時52分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
久しぶりに環境コラムを更新しました。
今回は「プラスチックのお話」最終回です。
ご興味の方は↑よりご覧ください。

又、予告後長らくお待たせしていた?生分解性プラスチック関連コラ
ムは、11月1日より追加予定です。
まずは「生分解性プラスチックのお話(予備知識編)」としてスタート
します。
ご期待ください。

っと、ひとりよがりの告知でした。
果たして読む人いるのかなあと、マジで思う今日この頃?


Icon 10月27日<金>12時4分:KAWANAKAさん
はじめまして。このような生プラのサイトがあることを初めて知り、皆さんのご意見を見させていただいて面白そうなので投稿しました。
吸水性ポリマーの話が出ているようですが、実は私は生分解性の吸水材の研究をしています。生分解性吸水ポリマーとしてはポリアミノ酸系(タンパク質の成分の1つを重合したもの)が他社さんで実用化されつつありますが、やはり値段が今までの紙おむつに使われているようなポリアクリル酸系(非生分解性)に比べて高いようです。私は天然多糖類(澱粉やセルロースなど)を使って生分解性吸水材を作ろうとしています。ポリアクリル酸系やポリアミノ酸系は分解しないか、分解しても非常に遅いのでトイレに流すことはできません。(一部、ペット用トイレでトイレに流せることを謳っている商品がありますがポリマーは生分解性ではないので処理場では、沈殿物として除去する必要があり、結局焼却処分さているようです)
私たちが研究している吸水材の分解は非常に早く、トイレに流しても下水処理場では分解するので沈殿物となることはありません。
でもやっぱりポリアクリル酸系やアミノ酸系よりも性能(例えば吸水した後のゲルの硬さが弱いとか)が劣るんですよね。
このフォーラムでみなさんの自由な発想から私たちの商品を実用化できるようなアイデアを下されば非常に嬉しいです。 


Icon 10月27日<金>8時44分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/
>FURUKAWAさん
カキコありがとうございます。
生分解性プラスチックに興味津々ということで、一人でも多くの方々に
興味を持っていただければ、当サイトの存在意義も有ろうかというもので大変うれしく思います。

そこで、ご質問については以下をご参照ください。
@ある程度分解制御は出来ます。
 但し、現状ではプラ自身を作り替えると言うより、充填材の混合に
 よって変化を付けるという方法が一般的です。
A押し出し材という意味では各社がトライし成功しています。
 もちろんパイプや板も。
 但し、優しいかと聞かれれば、かなり特殊な部類かもしれません。
B射出成形に限れば、汎用プラで作られる製品ならよほど特殊か大型
 品でなければ、ほぼカバー出来るでしょう。
 具体例は当サイトの紹介ページ等ご覧ください。
Cむしろ熱に弱すぎるというのが弱点となっています。一部のセルロ
 ース系材料以外、成形温度はいずれも200℃以下です。

尚、当サイトの生分解性プラスチック項に紹介記事がありますので、
もしまだでしたら↑のURLよりご確認いただければ幸いです。


Icon 10月26日<木>20時14分:FURUKAWAさん
今日初めて生分解性プラスチックというものを聞きました。興味津々です。そこで皆さん、教えて下さい。 @このプラスチックの分解を制御する事、分解させたりさせなかったりする事はできないのでしょうか?Aこのプラスチックでパイプ、板などは作れないのでしょうか?Bこのプラスチックを使ってできる製品はどのような物があるのでしょうか?Cこのプラスチックは一般的に使用されているものと同様熱に弱く柔らかくなるのでしょうか? よろしくお願いいたします。


Icon 10月23日<月>20時26分:管理人さん
>Junさん
助け船ありがとうございます。
>森田さん&会社関連のみなさん
書き込み&PRありがとうございます。

当方この一月、目が回ってました。(←言い訳?・・^^;)
一応うれしい悲鳴って奴です。
遅れていた(って言うかまったく止まってた)更新も現在準備中。
近いうちに生分解性プラスチック関連のコラムも始まりますので、もう
ちょっとお待ちください >ALL


Icon 10月22日<日>12時42分:Junさん
管理人さん、お久しぶりです。
森田さん、どのような生プラの合成がしたいのでしょうか?
澱粉系、乳酸系・・・?
具体的に分れば?
DMでも良いですよ!


Icon 10月17日<火>13時32分:澤口さん
弊社はレーザ光線でベニヤをカットしております。ベニヤに変わる物を探しています、勿論レーザでカットするので有害物質の出ない物です。
材料寸法(_)1800×900
材料厚さ(_)20 18 16 12 9
材料重さ 20kg
宜しくお願い致します。


Icon 10月13日<金>12時58分:greenplaさん
http://www.greenplas.com/
拝啓
  秋空高く気はさわやかである候、貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
当社は,環境に優しい無公害プラスチックである生分解性プラスチックマスターバッチと製品の製造・販売を行っております。この生分解性プラスチックは,独特に改性された澱粉、他の樹脂と添加剤との混合のことで,品質を確保されるともに,コストもずっとやすくなっております。
  また,客様のニーズに対応して,当社では通常プラスチック製品の製造・販売にも力を注いでいます。
  一方では,さらに本格的な世界市場への参加に向け,当社は中国国内に拘泥することなく,日本企業と研究機構との提携や日本での販路作り上げにも積極的に取り込んでいます。
主な営業品目
マスターバッチ:
光分解類、光/生物分解類、CaCO3類、生物分解類
農業用製品:
農業用袋、農業用マルチフイルム、育苗ポット、コンポスト袋
使い捨ての製品:
ショッピングーバッグ、生ゴミ収集袋、フアースト・フード用具、コップ、食品トレー、ナイフ、フオーク、スプーン
包装材料:
各種のフイルム材料
お問い合わせ窓口
  当社のWEBページに関するお問い合わせはHTTP://WWW.GREENPLAS.COM
  ご意見・お問い合わせは 総経理 孔力 或は 技術市場部 羅欽 までszrakin@hotmail.comでお寄せください。または電話・FAX下さるようお願い致します。
TEL:86-755-3593594 3591699
FAX:86-755-3590856

                                 
                                 敬 具


Icon 10月12日<木>11時20分:森田 修司さん
生分解性プラスチックの研究を工業高校で行っていますが、実際の合成法
がわからずに困っています。ご存じの方は教えてください。


Icon 9月25日<月>17時42分:ラキンさん
http://www.greenplas.com/
急速に進化して続ける経済と、深刻な環境問題との間で、現代社会は
困惑しています。廃プラスチックによる環境汚染問題を引き起こし社会問題化している地球環境保全面から、今、生分解プラスチックが注目されています。
 当社は米国NOVON会社の先端的な技術を駆使し、そしてユーザーの動向やニーズを的確にキャッチして、普通と生分解プラスチックの製品造りを目指して皆様のお役に立てるよう努力してまいります。
 良質で安い生分解マスターバッチとCaCO3マスターバッチも提供できます。
 ご連絡いただくことをお待ちしてまいります。
 FAX:0086-755-3590856
TEL:0086−755−3590854 3591699


Icon 9月25日<月>8時15分:管理人さん
>クマさん
書き込みありがとうございます。

なかなか面白い案件をお考えのようですね。
実用化に向けてどのような方策があるか分かりませんが、材料として
は乳酸系が適当かもしれません。
尚、澱粉系は水により糊状となる恐れがありますので、適当では無い
でしょう。
乳酸系は現在やや高価かもしれませんが、近い将来大幅なコストダウ
ンが進むという情報があります。
但し、生分解性プラスチック全体に言えることですが、一般の方々が
想像するほど分解速度は速くありません。
したがって、特定の場所や条件での大量消費というのは注意が必要で
す。


Icon 9月22日<金>19時30分:クマさん
はじめまして 生分解性プラスチックを使用して冬道の滑り止め剤として使用できないかと思っております。利点としては、散布する地域や路面状況に応じて大きさを選択でぎる。沢山まいて下水管に落ちても下水管を詰まらせない。散布する物に融雪材を混入できる。路面を傷つけない。等色々と利点がありますが、一番の問題として価格にあると思います。私の住んでいます北海道で実用化されれば、かなりの消費量になると思います。この使用にあった生分解プラスチックを教えてください。


Icon 9月7日<木>20時36分:斎藤さん
ポリ乳酸系繊維説明会セミナー開催のご案内
《現状報告と今後の展開について》

主催:日本環境資源生活文化振興会(NFA)

後援:NHKサービスセンター

協賛:繊研新聞社

趣旨:ご承知の如く、我が国の繊維産業は輸入製品の増大、低コスト化、短納期生産

   等、幾多の問題を抱え、繊維産業に拘わる企業にとっては苦節の道が続いてま

   いりました。それらの状況を打開すべく、世界に先駆けて「ポリ乳酸系繊維」

   を使用し、生産、加工技術等の開発、衣料品への製品作成検討を行うことにな

   りました。特に多くの生産メーカー(紡績、製織、染色、その他)の参加をお

   願いし、開発プロジェクト・チームを編成し、繊維産地の活性化及び新規素材

   としてのファッション・ニーズを掘り起こして行く事を目的としております。

   今般、多くの人々にポリ乳酸系繊維についてご理解を戴く為に、下記内容にて

   説明会を開催する運びとなりました。皆様方のご参加をお待ちしております。

講師:株式会社クラレ 衣料事業本部 商品開発部 堀 輝夫氏

   ユニチカファイバー株式会社 開発部 辻本啓三氏

   日本環境資源生活文化振興会副会長 ジョージ兼路氏

日時:平成12年9月21日(木曜日)セミナー午後1:30〜4:00

場所:繊研新聞社(大会議室)

参加費:無料(定員100名)

参加申込方法:申込書に記入しFAXでお送り下さい。折り返し、受講証をFAXに

てご送付致します。尚、お申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます。

講演後、講師との質疑応答やNFA説明会を予定致しております。



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日本環境資源生活文化振興会NFA(ナファ)宛 FAX:03-3780-0242 E-mail: ys001@tkg.att.ne.jp

〒150-0043東京都渋谷区道玄坂2-18-11-418 お問合せ先=TEL:03-3780-0241

平成12年9月21日(木曜日)PM1:30開催

ポリ乳酸系繊維の説明会セミナー申込書 

平成12年9月5日

会社名・団体名:

所在地:

E-mail:

TEL:
FAX:

参加者名:(フリガナ)
所属・役職:


Icon 9月4日<月>9時9分:管理人さん
>環境くんさん
書き込み&生分解性プラスチック製品のレポートありがとうございます。

>生分解性プラスチックの商品はいつまでたっても分解しません
一口に生分解性プラスチックと言ってもけっこう種類が多く、数年間
ほとんど外観変化の無いものから、数週間で肉眼により確認出来るも
のまで様々です。
環境くんがご購入されたものはたまたま前者ばかり(同一銘柄?)だ
ったかもしれませんね。
土質などにも大きく左右されますが、ちゃんと短期間で分解するもの
もありますので、ご安心ください。
そのうち食品みたいに賞味期限(使用期限)が明示されるなんてこと
になるかも?

>ポリ乳酸はパリパリですぐ割れてしまいます。どうしてでしょう?
 また歯ブラシを使ってみても毛が抜け、最後には割れてしまいまし
 た・・・
ポリ乳酸にもいくつかの銘柄がありますが、応力集中によるストレス
クラックという現象が起きやすい傾向があります。
ストレスクラックというのは、製品の特定の部位に大きな力が長時間
加わり続けることによって発生する亀裂などのことです。
歯ブラシの毛を植え付ける部分などはそのいい例ですね。
おそらく環境くんの歯ブラシも毛の植え付け方により特定の方向に割
れていることと思います。
またポリ乳酸の中には加水分解する種類もありますので、上述のよう
な負荷が無くても空気中で自然に分解が始まりものもあります。
このような種類の生分解性プラスチックは、風呂場など常時湿ってい
る場所には置かない方がいいでしょう。
本来ならメーカー側でもそのような注意書きを記すべきでしょうが、
まだまだなかなか難しいのかもしれません。

ではまた、ご質問お待ちします。
特に使用状況などお知らせいただけるとみなさんの参考になるかもし
れません。


Icon 9月4日<月>1時8分:環境くんさん
はじめまして。環境くんです。
生分解に興味があり市販されている物等を買って使ってみたり本当に分解するのか試してみましたが、生分解性プラスチックの商品はいつまでたっても分解しませんし、ポリ乳酸はパリパリですぐ割れてしまいます。どうしてでしょう?また歯ブラシを使ってみても毛が抜け、最後には割れてしまいました・・・。ポリ乳酸は良いとこがないような気がします。後、炭カルもダメでしょうね。


Icon 8月22日<火>16時2分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
おぉっとー!?いけねーいけねー!!告知忘れてた・・^^;
20日に環境コラム新原稿
「プラスチックのお話−その6 プラスチック対木材」
を追加しています。
ご興味の方は↑よりご覧下さい。

>↓捨釈蔀さん
って、プチさん?ですよね。
あまりお役にたてませんでしたが、他にもいいサイト見つかりましたら
ご連絡いたします。
頑張ってください。


Icon 8月22日<火>9時21分:捨釈蔀さん
管理人さんへ

ありがとうございます。
これからも勉強していきます。


Icon 8月21日<月>19時36分:管理人さん
>プチさん
海外企業の動向ですが、やはりネットの「環境」または「エコ」等の
キーワードによる検索になっちゃいますね。
私個人的には「環境goo」や日経・日刊工業・日本工業等の業界紙
サイトを時々チェックしています。
実際は関連情報など滅多に入りませんので、ほとんど忍耐の世界かも?


Icon 8月21日<月>9時36分:プチさん
管理人さんありがとうございます。

生分解に関するアメリカ・中国・韓国等からの情報で、
良いサイトがあれば教えて下さい。
お願いします。


Icon 8月19日<土>9時5分:管理人さん
>プチさん
書き込みありがとうございます。

仰るとおり価格面の問題は普及を阻む大きな要因の一つですね。
普通プラスチックは数万トンオーダーのプラントでないと、なかなか
価格を下げることは難しいようです。
この業界における国内の現状は、最大でも3000トンクラス。
やはり将来的に数万トンクラスのプラントが出来ないと、簡単には下
がりそうにありません。
但し、海外では上述規模のプラント建設が始まっているとの話しもあ
り、国内メーカーが先送りしている間に大逆転が起きるかもしれません。
気づいてみれば輸入品頼り、なんてことが起きるかも?
特にアメリカ、中国、韓国等からの情報に注視していてください。
一部に300〜400円/kg程度の話しもチラホラあるようです。

>ドリスジャパンさん
多少なりともご参考になったようで幸いでした。
またのお越しをお待ちしております。


Icon 8月18日<金>10時15分:ドリスジャパンさん
管理人さん、もめんやさん、ありがとうございます。
物理的に摩耗させることを考えていましたが、
加水分解というのも手ですね。試してみたいと思います。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。


Icon 8月18日<金>9時28分:プチさん
はじめまして。(^−^)/

色々とホームページを見さしてもらっていますがやはりコストが
かかりすぎて樹脂の値段が高いですね。
もっとコストダウンする事はできないのでしょうか?
また、現時点でコストがかかっていなく安いところはないのでしょうか?おしえてください。 


Icon 8月18日<金>9時10分:管理人さん
>ドリスジャパンさん
書き込みありがとうございます。
「水流で削られるような」という、面白い用途をお考えのようですね。
以前、水溶性プラ(もちろん生分解性プラ)と澱粉系生分解性プラを
混ぜて成形したことがあります。
結果は各々の分散性にやや問題はありましたが、水に浸しておくとや
がて所々穴が空くようになります。
他の充填材と共に混合料を調整すれば面白い素材となる期待は持てそ
うでした。
また、単独のプラであれば加水分解するようなものが適当でしょう。
島津製作所の乳酸系生分解性プラ「ラクティ」等は一考の余地ありそ
うです。
ラクティは仰るようにおそらく分子量のコントロール等で、加水分解
性を変化させられると思います。
もともと硬質系のプラですから強度は問題無いでしょう。
もっとも、分子量の変化と硬さとの関係は希薄かもしれません。
以上、何らかのヒントになれば幸いです。

>もめんやさん
OK確認&毎度ありがとうございます m(_ _)m
またの名言&迷言?お待ちしてますよ。
発想の豊かさには感服しておりますので。


Icon 8月17日<木>23時36分:もめんやさん
>後で使わせてもらお・・・・いいですよね(^_^)v
おーけーで〜すっ

ドリスジャパンさんの発想も、ワクワクしますね(^^)
強い衝撃にはビクともしないが、ゆっくり触れると曲がる素材は
クッション等で商品化されてますが、レベルが調整できると用途
も広がりますよね。石膏より固く石より柔らかければ、相撲の張
り手の練習台にもなるぞ…なんちゃって。失礼しましたm(_ _)m


Icon 8月17日<木>17時29分:ドリスジャパンさん
はじめまして。
水の流れで削られるようなもろい素材を探しております。
(曖昧ですが、石膏よりは硬く、石より柔らかいくらい)
生分解性プラなら削られていっても環境にやさしいし、
分子量のコントロールによって硬さが調整できるのではないかと期待しております。
よろしくおねがいいたします。


Icon 8月16日<水>8時55分:管理人さん
>木綿屋楽器さん
いつもありがとうございます。
SNOVAですか、そんな使い方も確かに「あり」ですね。
使用後の回収にちょっと疑問も残りますが、屋内なら理想的かな。
未確認ですがシリカゲルに替わるような乾燥剤なんかもおもしろいかも。
植木鉢の保湿剤みたいな用途ならそのまんまだし。
(すでに有りそうな気もする)
夏場など自動で水をまく装置もありますが、植木の水やりで夏は出か
けられないなんて人も案外多くいます。

「自然に優しい=自然に似せられる」
なんか↑名言かもしれない。
後で使わせてもらお・・・・いいですよね(^_^)v


Icon 8月12日<土>23時38分:木綿屋楽器さん
こんばんわ。真夏もタフな人工雪の素材で有名なSNOVAも
実は吸水性ポリマーだった!?んですねえ(知らなかった…)。

自然に優しい、とは、自然に似せられる…と同義なのかも(^^)。


Icon 8月4日<金>9時24分:管理人さん
>おーじさん
書き込みありがとうございます。
興味を持たれた生分解性プラスチック氏も喜んでることでしょう。

さて、何に使われているか?とのことですが、現状ではやはりフィルム
としての使用が最も多いように思われます。いわゆるゴミ袋、農業用
マルチフィルム等の用途です。
他に育苗ポット、トレイ、プラスチック小物等にも進出していますが、
果たして「量産化しているのか?」と言われると多少疑問符付きかも
しれません。

メジャーな(現時点で)ということで、国内ではやはりビオノーレや
ポリカプロラクトン(PCL)等の化学合成系が有名かと思われます。
業界内では他にも有名ブランドはたくさんあります。ただ「よく売れ
ているのか?」と問われると、生分解性プラスチック全体がまだ発展
段階である、としか回答できない・・・・かな?

以上、何とも無難な回答でした^^;


Icon 8月4日<金>0時22分:おーじさん
初めまして、現在、化学系の専門学校生です。
卒研の題材に生分解性プラスチックも視野に入れてるのですが、正直なところ何も分かってません。そこで、何に使われているのか?またメジャーな(よく売れている)生分解性プラスチックはどんなものなのか?そして、その構造式(化学式)と、合成時の反応式などを教えていただきたいのですが…。
よろしくお願いします。


Icon 7月26日<水>8時28分:管理人さん
>Y.S.さん
書き込みありがとうございます。

バイオポールの概略は当方の紹介欄中に記入の通りですが、どのよう
な内容をお知りになりたいのか教えていただければ幸いです。
たとえば全般?、化学的?、物理的?、または加工面で知りたいなど。
その分野によっては私からも、もう少し具体的なお話が出来るかもし
れません。


Icon 7月25日<火>18時17分:Y.S.さん
はしめまして。
最近、生分解性プラスチックについて調べています。
’バイオポール’について知りたいのですが、ご存知の方は
教えてください。


Icon 7月25日<火>11時39分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
↑の環境コラムに新原稿追加しました。
今回は「プラスチックのお話その5」として、プラスチックと金属を
比較し、主にプラスチックの優位な点をまとめてあります。
ご興味の方はご覧いただければ幸いです。


Icon 7月21日<金>8時30分:管理人さん
>Junさん
どうもお久しぶりでした&ありがとうございます。
ROMっていただけるだけでも掲示板の存在意義と心得ていますよ。
そして気になる情報があったら声かける、それでいいんですよね。

ところでアクリルアミド、申し訳ありませんがご勘弁ください。
私も聞いたことある程度で、安全性等の情報は分かりません。
最近いつも「分からない&詳しくはない」という回答ばかりで申し訳
ないしだいです。>ALL

残念ながら私、生分解性プラスチックの扱い以外は専門という訳では・・・^^;
我ながら妙なことは知ってたりするんですが・・・?


Icon 7月20日<木>6時20分:Junさん
管理人さん、お久しぶりでーーす!!
しばらくROMってました。
木綿屋楽器さんの提案(?)土嚢の件面白そうですね!!
ところで、アクリルアミドの安全性については情報ありますか?
ある商品は問題ないと聞いた事がありますが・・・?


Icon 7月19日<水>8時27分:管理人さん
>Y.Mさん
再びのご登場ありがとうございます。

さてさて難しい質問なのですが・・・一応下記をご覧ください。
あくまで概略とお断りしておきますが。

加工性(成形性)ではセルロース系や澱粉系が比較的優れます。
分解性では微生物産出系が最も優れますが、現状では入手が難しいか
もしれません。
コストでは化学合成系が有利でしょう。
トータルで化学合成系が最もバランス良いと思います。
但し、いずれも個々には色々ありますので参考に留めてください。


Icon 7月18日<火>16時48分:Y.Mさん
お世話になります。
6月19日に書き込みさせていただきましたY.Mです。

生分解性の樹脂は種類が沢山ありますが・・・。(^−^;)
生分解性の樹脂ではどのような樹脂が、加工・分解・コスト等に優れているのでしょうか??


Icon 7月18日<火>14時56分:管理人さん
>木綿屋楽器さん
さすが鋭い。
笑い話じゃなく土嚢も確かにいいかも?
ただプヨプヨなのでちょっと工夫は必要でしょうけど。
吸水性ポリマーは数百倍(体積比か重量比かは不明)の水を吸収する
ようです。
生分解性プラスチックも吸水性ポリマーも、まだまだ知られてないか
ら用途が開けない、というところもありますね。
私の経験上いわゆる業界人の考える用途はタカが知れてます。
なまじっか樹脂を知ってるから、ある特定の枠から出られない。
その点その枠を持たない方々の方が発想がユニークで、意外と的を射
てたりするかもしれません。
したがってその手の発想案は大歓迎します。
これからもよろしくお願いします。


Icon 7月18日<火>2時41分:木綿屋楽器さん
>管理人さん
 パラパラ振るとゲル状にですか。
 水害王国ニッポンとしては、ハイテク土嚢(どのう)としても
 使い道ありそうですね。水を吸わない状態ではパサパサで軽く
 子供にもポンポン積めて、いざ浸水が進めばドッシリと重みを
 増して突発的な堤の決壊を防ぐ。いいと思うんだけどなあ(笑)


Icon 7月13日<木>9時12分:管理人さん
>木綿屋楽器さん
毎度書き込みありがとうございます。
部外者などと仰らずにいつでも(雑談気分で)顔覗かせてください。

吸水性ポリマーは私も詳しくは知りませんが、以前サハラ砂漠の緑地
化計画などで話題になったことがありましたね。
何のCMだったか、水にパラパラと振りまいてかき混ぜるとゲル状に
なっちゃうやつ。
↓の村井さんへの長文レス中に、介護用品など1回使い捨ての・・・
と書きましたが、いわゆるおむつや生理用品なども含まれます。
その分野では生分解性プラスチックとしても、水面下でしっかり研究
が進んでいるようですよ。
仰るように現状ではやはりコストの問題が第一でしょうが、近い将来
従来プラor生分解性プラスチックと選択する時が来るでしょう。

ついでに、数時間で水に溶ける生分解性プラスチックもあります。
これなんか使い方はアイデアしだいなんですけどねえ?


Icon 7月13日<木>3時39分:木綿屋楽器さん
http://plaza14.mbn.or.jp/~Syura/w.w/wworks.htm
管理人さま<たびたび、部外者が雑談気分でスイマセン(^^;;

ウチの地区の法人会に“WaterWorks”という園芸・植林用保水剤
の宣伝が出てました。吸水性ポリマー樹脂というコトバを初めて
聞きました。高吸水性のグリーンプラが開発されれば、まさにこの
ような働きが期待できそうに思えますが、やはり(“WaterWorks”
に比べ)コストが馬鹿にならないのでしょうかね。


Icon 7月5日<水>18時12分:木綿屋楽器さん
ありがとうございます、管理人さま。さっそくリンクさせて
いただきました。


Icon 7月4日<火>7時34分:管理人さん
>木綿屋楽器さん
これはこれはどうも、いらっしゃいませ。
自分で埋葬できる自転車ですか?う〜ん、いいかもしれない。
自転車はもちろん、ある意味思い入れの強かった製品は最後まで見送りたいもの。
生分解性プラスチック=使い捨て用品、と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんが、
そんな製品でもやがて愛用品となることだってあるでしょう。
生分解性プラスチック製なら人に頼まず自分で処理できる。
換言すれば最後まで看取れるということですよね。

リンクもちろん歓迎です。
ありがとうございます。
表現多彩な木綿屋楽器さんのこと、時にはシビア&ゆかいな意見もよろしく!


Icon 7月2日<日>20時17分:木綿屋楽器さん
http://www.bike.i-p.com/editor_strida.html
管理人さま、はじめまして(と言っておきます:笑)。

実は小生の趣味サイト↑で、ふと“土に還るプラスチック”という
語句を書いたものですから、そこから御社のサイトへリンクさせて
いただいても良いか?訊きにまいりました(^^;)。

要らなくなったら庭に“埋葬”すれば良いジテンシャ。実現したら
それは幼少期の児童に“老いること・死ぬこと”を体現させる良い
教材にもなると思うのですが。。。


Icon 7月1日<土>10時40分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
環境コラムに新原稿「プラスチックのお話その4」を追加しました。
今回は非結晶性(非晶質)プラスチックのお話です。
ご興味の方は↑のURLまでどうぞ。


Icon 6月25日<日>15時25分:管理人さん
下の↓私の書き込み中で断定的な表現となっている箇所がありますが、
もちろん例外もありますしすべてという意味ではありません。
誤解を生む恐れがありますので、個人的意見も含まれると注記させていただきます。


Icon 6月25日<日>10時15分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/green/green-index.htm
>村井さん
書き込みありがとうございます。
う〜んなかなかスルドイ。

ではまず↑のページ等をご参照いただいた上で以下に回答したします。

生分解性プラスチック=土に埋めて処理するもの、という印象が強い(当方も含め実際に多くはそのような説明もしているし)と思いますが、それは間違いです。この説明は話を分かりやすくするため、またはそのような話が広がってしまったためと理解ください。生分解性プラでも回収リサイクル可能でまた重要であることは言うまでもありません。
更に、たとえば土中微生物の生息域はほとんど地下30〜50cmまでで、生分解性プラであろうと深く埋めてしまっては事実上分解しません。したがって生分解性プラが理想とする処理方法としては、1カ所に何万トンも埋めるという従来の処理方法ではなく、各家庭単位でも可能な堆肥としての処理がもっとも望まれます。
堆肥中には何より微生物が豊富ですし、適度な温度と湿度で一般の土中に比べ分解性も驚くほど早くなります。最近のように家庭菜園やベランダでの草花栽培が盛んになると、都市部でも家庭内処理は十分可能で、またプラから肥料へというこれも一種のリサイクルになります。
尚、事業としては群馬県上野村が実際に生分解性プラ製のゴミ袋を利用した、生ゴミの村内リサイクル事業を立ち上げ初めています。出来た肥料は村内や外部に対して販売もするようです。今後は同時並行的にそのような処理方法を提案していくのが私たちの責務ともなるでしょう。

プラスチック製品の中にはその使用法上どうしても1回使い切りとなるものがあります。たとえば医療用品、介護用品、農漁業資材等です。
これらは安全性や衛生面からやはり燃やすことが主流となるでしょうし、農漁業資材等は事実上回収不可能です。このようなものはやはり従来プラよりも、私には生分解性プラに歩があると思いますがいかがでしょう?。
更に生分解性プラは有限資源である化石資源を原料としないため、たとえ燃やしても地下に原油という形で閉じ込められていた二酸化炭素や亜硫酸ガス等を大気中に放出する要因となりません。したがって目先のコストだけで判断するのはちょっと危険かもしれませんよ。もっともちょっと乱暴な言い方ですが誤解を恐れず言えば、量産効果により量さえまとまればプラ価格も下がるものです。現状の価格は小プラントによる過渡期でもあるとお考えください。

以上、この辺のお話は近い将来(秋口あたりから)当サイトの「環境コラム」内に連載予定ですので、詳しくはそちらもご覧いただければ幸いです。


Icon 6月25日<日>6時18分:村井 洋之さん
生分解性プラスチックは環境に本当に優しいか?
何万トンも土の中に埋めて環境を守れますか?
処理方法を考えないで、未来のプラスチックとは少々寂しすぎます。
埋めるといっても何処へ?山の中にゴミを投棄するのと対して変わりはないのでは?少しは石油プラスチックが入っているのだから、
最後の処理方法まで考えては如何でしょうか?燃やすだけでは、
既存のプラスチックの方が、安いのではないでしょうか?


Icon 6月23日<金>20時6分:管理人さん
>kassyさん
なるほど、時間が迫ってるんですね。
でも、私が調べ回った2〜3年前と今の現状は、残念ながらあまり変
わってないように思います。
どこまでみなさんの参考になってるのか分かりませんが、↑の欄外に
も書いてるように、当サイトを作った理由にはネット内情報への失望
もかなりありましたからね。
手前味噌のようですが、当方のような名も知られない会社の小サイト
がそれなりのヒットをするんですから、何よりの証拠です。
とにかく、他に気がついたサイトがありましたら別途メールいたします。
あまり期待せずに?^^;お待ち下さい。

環境コラムの件ありがとうございます。
徒然に書き始めたものですが、案外好評なようなので今後も続けて行
きたいと思っています。
ちなみに次回更新は7/1を予定していますのでよろしく。


Icon 6月23日<金>14時12分:kassyさん
と、書き忘れてましたが、環境コラムのプラスチックの話は
非常にありがたいです。こちらの更新も期待しております。


Icon 6月23日<金>14時10分:kassyさん
>管理人さん
出来るだけ多くの情報を得た上でプレゼンテーションをしたいので、
調べているのですがなかなか・・・
来週には発表なのに〜(^^;

学研の「○年の科学」(笑)みたいなサイトがあればなあ。


Icon 6月23日<金>12時55分:管理人さん
>kassyさん
書き込みありがとうございます。
仰る通り、自社の生分解性プラスチックを個々に紹介したサイトは多
いのですが、全般にわたっての解説サイトは案外ないんですよね。
当方のサイトはそれじゃあってことで、えこひいき無しに解説してる
つもりなんだけど・・・、ダメかしら?^^;
つまり話の入口になればっていうことで。
ちょっと説明が簡単すぎるのかな?


Icon 6月22日<木>20時17分:kassyさん
初めまして。
生分解性プラスチックで検索しているうちにここにたどり着きました。
経済学部の学生です。

基礎ゼミのプレゼンテーションで、生分解性プラスチックのことを
取り上げようと思い検索しているのですが、個々の商品説明が多くて、
生分解性プラスチック全般の解説をしたページがなかなか見つかりません。
そのようなサイトを紹介していただけないでしょうか?


Icon 6月21日<水>20時39分:管理人さん
>F700さん
書き込みありがとうございます。
森林学科所属ということで、何だかちょっと興味がわきました。
木質資源化学というのはパルプの応用研究みたいなものも含まれるの
でしょうか?
生分解性プラスチックにとってパルプは重要な充填材となる可能性も
秘めており(すでに商品化例もあり)、実際にその方面の方達との共
同研究も色々行われているはずです。
生分解性プラ業界からはちょっと注目かも知れませんね。

MTB(みたいな)は私も時々乗ってますが、おじさんにはちょっと
きつい。
でも車やバイクでは見えない景色に出合うことがあります。
私にはそこが魅力かな。
もう少し若くて時間があれば、北海道なんか回ってみたかった。


Icon 6月21日<水>14時2分:F700さん
初めてこのページに来ました。農学部の森林学科所属で、
木質資源化学を専攻しようと思います。宜しくお願いします。
因みに、F700と言うのは僕の愛車のMTBの車種名です。
(排ガスの出る物は大嫌いです)


Icon 6月20日<火>9時2分:管理人さん
>服部さん
書き込みありがとうございます。
ネックはコスト!?、よく分かります。
当方フィルムは専門とは言えませんが、以前聞いた記憶もありますので
確認とれましたら別途連絡いたします。
また、どなたか詳しい方がおられましたらご連絡お願いいたします。

>Y.Mさん
書き込みありがとうございます。
ビオノーレとポリ乳酸へのご質問ですね。
分解性は条件に大きく左右されますので断定的なことは言えませんが、
一般論として↑両者の比較ではビオノーレの方が早いと思われます。
加工性(射出成形の場合)も現状ではビオノーレの方が優れています。
但し、双方とも生分解性プラスチックとして優れた特質を持っており、
数ある銘柄の中でも将来的に最も注目していきたいものですね。
尚、作り方(樹脂の製造方法?)については専門ではありませんので、
当方からはご容赦ください。


Icon 6月19日<月>21時23分:Y.Mさん
はじめまして。
お聞きしたいことがあります。
ビオノーレとポリ乳酸の分解性はどうでしょうか?
又、加工性はどうでしょうか?
後、作り方をご存知でしたら教えて下さい。
よろしくおねがいします。


Icon 6月19日<月>9時0分:服部 一三さん
生分解フィルムを利用して、新製品を試作中です。ネックはコストです。フィルムベースの価格情報があれば、どなたか教えてください。


Icon 6月10日<土>20時35分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
HP環境コラム項に新ページ「プラスチックのお話(その4)」を
追加しました。
今回は予備知識3ということで、結晶性プラスチックについてお話し
しています。
どうぞ↑のリンクよりお入りください。


Icon 6月9日<金>11時11分:ワンダー株式会社さん
http://www.wonder-jp.com/
ホームページに新しく掲示板が出来ました。
当社の掲示板は環境問題などに興味のある方の為のもので
何か地球を守るために良いアイデア、情報等、弊社に対しての質問がございましたら是非投稿して下さい!
皆様書き込み宜しくお願いします。


Icon 6月1日<木>18時54分:穐山さん
>管理人さん
早速のアドバイスありがとうございます。
ビオノーレ一度調べてみます。
ありがとうございました。


Icon 5月30日<火>9時12分:管理人さん
>穐山さん
書き込みありがとうございます。
手帳などの塩ビシート代替えであればビオノーレが適当かと思います。
しなやかで柔軟性があり、臭いも気になりません。
又、乳酸系の樹脂もフィルムやシート状にした場合、張りがあって優
れたものです。
当社のリンクページなど参考に問い合わせてみてはいかがでしょうか?


Icon 5月29日<月>19時59分:穐山さん
はじめまして。弊社は手帳を作成しているのですが、昨今の環境問題で表紙素材の塩ビが使いにくい状況になってきました。環境にやさしい素材と言うことで、生分解される塩ビの代替品のようなものがあるのでしょうか?ご存知の片おられましたら、情報を教えていただけませんでしょうか。


Icon 5月14日<日>18時2分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
環境コラム「プラスチックのお話−その2」追加しました。
今回は硬さで分類したプラスチックの種類や使用製品の具体例を紹介。
↑よりお入りください。

下↓のKMさんへの回答で、
「ポリ乳酸は一般に加水分解しません」という表現は、「加水分解し
ない(または非常に遅い)ポリ乳酸も開発されています」というふう
に改めます。
誤解を招いたかもしれません。
失礼いたしました。


Icon 5月2日<火>16時23分:管理人さん
ワンダー株式会社さん、KMさん、いらっしゃいませ。

>ワンダー株式会社さん
確かに300円代/kgは大変魅力的ですね。
仰るように危機的状況がマスコミを通じて再三叫ばれているのに、な
ぜか普及に弾みがつかない生分解性プラスチック。
でもこの価格ならその理由とする一角は崩せるかもしれません。
御社の今後に期待いたします。

>KMさん
残念ながら当方化学の専門ではありませんが、お問い合わせ両者のプ
ラスチック材料としての最大の違いは加水分解にあると思われます。
ポリL乳酸は大気中でも特に湿度や温度が高い雰囲気中では、長時間
の放置により加水分解が始まります。
対してポリ乳酸は一般に加水分解しません。
(極めて遅いという意味?。但しアルカリには分解するようです)
どちらも生分解性には違いないのですが、用途によってケースバイケ
ースということでしょうね。
どなたか化学に詳しい方がいらっしゃればフォロー願えれば幸いです。


Icon 5月2日<火>13時20分:K.Mさん
はじめまして
生分解性プラスチックに関心を持っています。
つきましては、ポリ乳酸及びL乳酸がそれぞれどのようなものか、また
どのような違いがあるか教えて頂けないでしょうか?
宜しく御願い致します。


Icon 5月2日<火>13時17分:ワンダー株式会社さん
http://www.wonder-jp.com/
 弊社は環境問題を真剣に考えています。
今や母乳や、へその緒から猛毒のダイオキシンが出るくらいまで、
環境は悪くなっています。
このまますすめば、私達の孫の時代には確実に男子が少なく、
奇形等憂うべき状態になると思います。
私達は懸命に働いて、今の石油化学より日本を世界一の経済大国まで
発展させました。
しかし、このような障害と環境汚染のあることを
予想だにしなかったと思います。
行政だけを責めず、『今私達のできること』を一つずつやれば、
環境悪化をくいとめられ、若い世代に受け継がれるべき
課題と思うのです。
どうかご理解いただいて、
仲間を一人でも多く増そうではありませんか、
宜しくお願いします。

価格は、同類商品の中でも驚異の低価格です。(300円代/kg)

http://www.wonder-jp.com


Icon 4月27日<木>14時29分:管理人さん
http://www.jetro.go.jp/top-j/index.html
>孔力さん
お問い合わせありがとうございます。
さて、大変申し訳ないのですが、貿易関係までは当方ではわかりません。
まずはパートナーとなる企業探しからと思いますが、たとえば↑の日本
貿易振興会(JETRO)に問い合わせてみてはいかがでしょうか?


Icon 4月27日<木>11時6分:孔力さん
私はChina Shenzhen Greenplas Co.,Ltdの社長です。
私の会社は生分解性樹脂およびその製品を生産しております。
これらの製品を日本に輸出させたいですが、どういうやり方でいけますが?
教えてください。


Icon 4月25日<火>9時46分:管理人さん
>Junさん
いらっしゃいませ。カキコありがとうございます。
さて大変申し訳ないのですが、当方化学の方は専門という訳ではあり
ません。
仮に誤った情報などお伝えしてしまうと誤解を生じる恐れもあります
ので、どうかご容赦ください。
ご覧のみなさんでどなたか詳しい方がいらっしゃればフォローいただ
けると幸いです。

尚、乳酸系生分解性プラスチックはこの分野で最も有望なものに入る
と思われます。
ご質問の意味とは違いますが、プラスチックとしての現状の価格は概
ね1000円/kg前後です。
但し、量産化が進めば近い将来500円以下は期待出来るかもしれま
せん。


Icon 4月25日<火>6時25分:Junさん
はじめまして、生分解性プラスチック、特に乳酸系に興味を持っています。現在、この系統では共重合体が主流かと思いますが、乳酸とのコモノマー(?)は何が多いのでしょうか?
 更に、国内では、乳酸モノマーの価格及び乳酸共重合体の価格はどれ位なのでしょうか?(企業秘密でない範囲で結構です。)三井化学、島津製作所、ピュラック等の情報はありますでしょうか?
ご教示頂ければ幸甚です。


Icon 4月19日<水>20時40分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.htm
環境コラムに新原稿「プラスチックのお話−その1」を追加しました。
↑よりお入りください。
尚、↓の投稿で拡張子「html」は「htm」の間違いでした。
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。m(_ _)m


Icon 4月12日<水>16時26分:管理人さん
>ユミヒデさん
ようこそいらっしゃいました。仰る通り1番乗りです。
記念に何か、と思いましたが(←ほんまかいな)、残念ながら余裕が
なくて(^^;)

私の知り合いにもプラスチック切削加工の方がいるんですが、同じく
廃棄プラの処理にはけっこうなコストがかかっているようです。
特に円形の加工物など1/3くらいは無駄になっちゃいますからね。
仰るように生分解性プラスチックをブロックまたは板状に押し出して
加工材とすれば、廃棄時には有利かもしれません。
たとえば乳酸系のエコプラ、ラクティ、レイシア等は見た目も硬さも
いっけんPCと区別がつきません。
近い将来その手の押し出し材が上市される可能性は十分あります。
もっとも熱に弱いので、加工時はあまりスピード上げられないでしょ
うね。
それとブロック状とした場合、分解性があまりよろしくない。
多くの材料メーカーがフィルムでデータをとるのは、やはり分解性の
面でアピールしやすいからだと思います。
一長一短なかなか難しいものです。

またお気づきのことがありましたらカキコお願いします。


Icon 4月11日<火>23時7分:ユミヒデさん
http://homepage1.nifty.com/dmfactory/
はじめまして、カキコ一番乗り
でしょうか。
当方、工業用試作モデルを作って
おります。
切削加工などでは、大半が廃棄
プラスチックになります。
生分解性プラスチックなら、と
思うのですが、あとはコストと
発注元の理解でしょうか。
プラスチック加工が肩身のせまい
思いをしなくてもすむように、
技術の発展を望みます。
それと、景気の回復。


Icon 4月7日<金>7時20分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/
↓で直通でリンクします、だって。当たり前じゃ!(-_-;)

この掲示板にアクセスする方が何もその道の専門家ばかりとは限らな
いなあ、ということから環境コラム中にプラスチック全般の話も交え
ることにした。
まずはピンからキリまで、たぶん数百種類はあろうかというプラスチ
ックの分類分け(←何だか大げさ?)を説明することにした。
化学のプロではないので、難しいことを言うつもりはないしまた言え
ないので、誰でも分かる簡単な説明としたい。
まず第1回は4月20日頃掲載予定。
お楽しみに。
なんか↑独りよがりみたい?(^^;)

あっそうそう、前々回書いた宣伝はやめた。
なんか恩着せがましくてやだー、という思いに変わったので。
HP続けてチェックしてた方なら分かることだもんね。


Icon 4月4日<火>17時19分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/column/column-index.html
サイト中新たに「環境コラム」というページを作成しました。
第1回は「ペットボトルの怪」
これまで疑問に思っていたペットボトルの不思議を書き記しました。
ご興味の方は↑のアドレスをクリックしてください。
直通でリンクします。


Icon 4月1日<土>9時27分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/
本日から正式発足となったこの掲示板。
果たして1番乗りはどなたでしょう?って待ってても存在が知られて
ないのに来るわきゃない。
やはりより多くの方に参加してもらわないと情報の充実は望めないし、
掲示板の意味も薄れちゃう。
これまで従来のHPを見ていただきメールをくれた方々だけでも宣伝
しておこうかな。


Icon 3月28日<火>20時6分:管理人さん
http://www.gtr.co.jp/
さてさて何はともあれこんな掲示板がオープンの運びとなった。
まあ欄外にも長々と言ってるように、果たしてこの種のものがいつまで
生き延びられるかどうか非常に疑わしい。
まだどの検索サイトにも登録してないし、当分は管理人の発言に終始
しようことは疑うべくもない。
ある程度はそれも覚悟の上ではあるが、やはり何か月も経ってまだ独
り言が続くようではちょっと辛いものがある。
願わくば、ほんとに願わくば使命を全うした大往生を見てみたい。
当然こちらからも分かる範囲(支障のない範囲と但し書きが付いてし
まうのだが)は出来る限りの情報提供をしたい。

ということで、とりあえずは誕生記念に祝杯を上げておこう。