大山(松井田町)
いかにも西上州らしいヤブ山に入山川源流から登るルートである。
尚、上信越道下り線のトンネル工事のため入山川に入れない場合は、
スーパー林道から小沢を下って沢に入るか、郡界尾根への逆ルートをとってもよい。
グレード : 2 判断基準
ルート : 登山口(軽井沢IC奥)→入山川→東尾根→大山→郡界尾根→小沢→入山川→登山口
総歩行時間(休憩含まず) : 日帰り装備にて 3時間程度
登山適期 : 10月〜11月 及び 4月中旬〜5月
地形図 : 南軽井沢
駐車場所 : 沢側もスーパー林道側も数台の駐車は可能である。
ガ イ ド (94年5月5日現在)
1.入山川源流付近に作られた軽井沢IC測道より登山口の沢に入る。
2.大きな砂防ダムを左岸から越え、更にもう一つ小さなダムを越える。沢はすっかり土砂に埋まり、以前の美しい沢床が忍ばれる。
3.やがて沢が右に曲がる付近の右岸に、高さ10mほどの滝で落ちる(水はほとんどない)小沢がある。
逆ルートの場合ここを登って郡界尾根(スーパー林道)へ戻る。
4.沢には小滝が2〜3あるが登山上の問題はない。水流は細いので補給は早めにすること。
5.上部の二股は右俣に入る。崩れた炭焼き跡などを過ぎ鞍部を目指して適当につめ東尾根に出る。
6.東尾根上の細い踏跡を左に大山へ向かう。急登の上にヤブで悩まされるかもしれないが、山頂は近い。
7.大山山頂は狭く見通しも悪い。わずかに木の間越しに浅間と妙義方面が望める程度。
8.郡界尾根には思いの外はっきりした道があり快適である。1050m付近まで下ってから郡界を離れ、南の支稜を杭にそって下ると舗装されたスーパー林道が見える。
9.林道に沿って左に移動し、左からの小沢に入りヤブを避けながら下れば3項の10mほどの滝上に出る。
左)ダム上より軽井沢ICと高岩 中)ダムのため埋まってしまった沢 右)小沢の滝(ここを下って本流に戻る)
左)沢上部の二股は右俣へ 中)右俣をつめた大山の東尾根 右)大山山頂
左)郡界尾根の道 右)郡界尾根より大山(左)