ガ イ ド (2013年11月23日現在) |
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駐車スペースは十分あるが、他車が旋回できるよう気を付けて止めよう(写真左)。
入山川を渡り鍵沢ルート登山口へ(写真中)。その登山口は以前と違い向かって左側に付け替えられていたが、この後指導標に従い登るとこれも台風の大雨によるものか大規模な地滑りが起きていた。従来からここはたびたびルート変更されてるが、大きく寸断されやや迷いやすい。新たに設置されたロープなど目印にルートファインディングに注意!
急登も終わり右手に岩壁が見えてくるとやがて右に主稜を回り込む。その取付にあるのがこの石碑と石宮(写真右)。登路は石碑の横を通って北稜に入る。 |
早速の小さな岩頭を右に巻き、3mほどの岩場を登れば岩稜上から目指す岩峰群が見える(写真左)。
やがて岩壁に行く手を塞がれると右に大きく回り込む。急斜面を横切ってすぐ、登路として絶好のルンゼがある。右奥はもう第1岩峰の壁(写真中)。
第1岩峰基部を右に回り込み登り返せば、赤松の老木が迎える第1岩峰山頂。展望は360度の絶景(写真右)。最近、右の松が枯れちゃって残念
(/_;) |
第1岩峰より第2岩峰を見る。左に遠く第3岩峰と更にその後ろに西大星頂部が霞む(写真左)。
稜線を辿ればすぐの第2岩峰はここでも基部を右に回り込み登り返す。やはり赤松の老木が迎えてくれる。
第2岩峰より第1岩峰を見下ろす(写真中)。
第2岩峰より左奥に第3岩峰と西大星頂部。手前右のヤブ峰には崩れかけた石門がある。「ヤブの石門」とでも命名しよう(写真右)。 |
ヤブ峰より第3岩峰。分かりにくいが右奥に西大星が霞む(写真左)。
稜線を辿ると第3岩峰に突き当たる。左に岩場をトラバースして南側に回り込むが、第3岩峰の頂には立てない。ここは登行というより登攀の領域。もちろんザイル無しに下降は不可能。ちなみに第3岩峰が地図中の712m標高点となる。
代わりに日当たり良い第3岩峰西稜が快適。振り返れば第3岩峰が威圧的に聳える(写真中)。
第3岩峰西稜より中部岩稜帯と右に高く西大星(写真右)。 |
岩稜の続く第3岩峰西稜(写真左)。展望も良く休憩に最適。但し、強風の日はやめた方が良い。
中間岩稜への登路は獣道が切り開きのよう(写真中)。
岩稜・小岩頭・ヤブが交互に現れる中部岩稜帯の岩塊上より第3岩峰を振り返る(写真右)。左下に延びるのが西稜、バックは上信越自動車道。 |
橋のように快適な中部岩稜帯(写真左)。もちろん上述注記のような険しいリッジ状の所もあり気は抜けない。
やがて右に箱形の番人岩と支稜が合流し上部岩稜帯へ入る。ちなみにこの支稜は下部で壮絶な岩稜となる。
上部岩稜帯にはプチ丁須の頭の奇岩群がある(写真中)。
ここは鍵沢側の垂壁を慎重にトラバースするが、一部バンド状でホールドも豊富。振り返って見る奇岩群(写真右)。写真では右側の垂壁をトラバースしてくる。 |
上部岩稜帯より逆光の西大星(写真左)。これまでの写真でも分かるように西大星は常に逆光で後光が差すよう。
岩稜帯最上部より御岳(左奥)と大きく盛り上がる中間峰(写真中)。
同じく最上部より丁須の頭(写真右)。 |
これ以降は西大星に取付という最上部の岩稜を直接鍵沢側に下る。斜度45度程度のスラブ状だが、細かなホールドもあるので慎重に下れば問題ない。続く落ち葉深い斜面から見上げれば岩稜はご覧の通り(写真左)。
降り着いた枝沢の下りはすぐ二手に分かれる。左にルートをとり下ると最後に広い鍵沢に降り立とうとする出合に5m程の滝がある。降りたって鍵沢側から見る滝(写真中)。右上の立木にザイルを引っかけ下降。
対岸にある鍵沢ルートに出て右に小1時間で丁須の頭。左に下れば少しで第二不動の滝がある(写真右)。滝の位置は地図上の位置より200mほど下流のようだ。 |
雰囲気有る鍵沢ルートの道。後は右に鍵沢の清流を見て下れば主稜に取り付いた石碑の所に出る。 |
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2002年11月23日 |
2013年11月23日 |
ちょうど11年経った二つの写真を定点観測のように見比べると・・・・
まず気になるのは上述のように第一岩峰の松が枯れてしまってること。寿命というならともかく、マツノザイセンチュウとか酸性雨とか原因なら付近の松まで広がらないことを祈るばかり。そう言えば金鶏山の松の木のピークもその松が最近枯れてしまったし、西上州の山全体にポツンと飛び地的に数本だけ枯れてるという例が最近目立つのも気になります。
ところで、「碓氷峠鉄道文化むら」の展示車両って、全然変わってないんだねー・・・・
左側の道路が踏切から立体交差に変わったり、住宅街や山の木々も微妙に大きくなってるのが伺え11年の歳月はけっこう大きい!? |
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新規追加 2002年12月10日 |
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