ガ イ ド (2010年11月 3日現在) |
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旧塩之沢峠入口
県道塩之沢峠から八倉峠方面への御荷鉾スーパー林道に入り、郡界尾根を乗越すその左手(左下写真)が登山口となります。 |
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旧塩之沢峠
すぐの鞍部で旧塩之沢峠が郡界尾根を乗越します。使われなくなって久しい熊捕獲用の檻があり、2基の大きな馬頭尊など往時の賑やかな交易を感じさせます。膝丈程度の笹道となる郡界尾根を登りはじめるとすぐ、峠を見下ろすように左下写真の3基の石宮もあります。 |
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1131m峰
緩く登る郡界尾根はすぐ現れる伐採地から南面が開け、御座山など好展望です。間もなく小広く開けた1131m峰に着くと、この時はきれいな黄葉の立木が迎えてくれました。すぐ先の平地には獣たちの砂浴び場と、左下写真のように幅10cm以上の大きな足跡が無数に・・・・^^; |
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1192m峰
小さなコブを登下降する快適な尾根道が続き、やがて左下の木の間越しに時々林道が見えてきます。1192m峰手前の鞍部は広く、この辺からいくつかのテープが現れます。1192m三角点峰はヤブの山頂で目立つ展望はありません。 |
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見晴らし峰 1
続く鞍部付近の岩場を左に巻き、すぐ林道峠手前のピークに着きます。ここには南に張り出した岩頭があり、よい展望台となっています。右上写真の岩頭が本日の目的地、その下の鞍部にはちょうど大岩と碧岩の頂部だけちょこんと見えています。
ここからの下降に一部岩場はありますが、スリップに注意して通過すれば問題はないでしょう。 |
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見晴らし峰 2
林道峠から緩く1193m峰に登り右折して北にやや急下降します。ここは地図を見てないと南に誘導されてしまいそうで要注意。次のコブを西に巻くと本日お目当ての見晴らし峰着。ここは見晴らし峰1からの写真でも分かるように北に張り出した岩稜上ですが、上写真のようにゴツゴツした岩上ではなく安心して展望を楽しめます。もちろん足下に注意は必要ですが。
ちなみに、下写真中央が振り返って見た見晴らし峰1、続く左が1192m峰です。 |
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見晴らし峰 2 からの展望
北半分約180度範囲の展望です。本来なら近くの山全体が一番上の写真のような紅葉に覆われるはずですが、植林がねー・・・・^^; |
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見晴らし岩峰を振り返る
前写真三ッ岩岳手前(下)の紅葉の岩頭から振り返った見晴らし峰 2 です。真っ赤なツツジに囲まれながら日向ぼっこして、ずっと眺めていたいですね。 |
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無名峠
天狗岩までの最低鞍部に思いもよらぬ峠を発見! 先の見晴らし峰から先は歩いてなかったので筆者も知りませんでした。
岩上の石宮には「塩之沢村云々・・・」の彫りと個人名、反対側におそらく「明治・・・」と思われる年号など彫られています。塩之沢峠と黒川峠のちょうど中間点付近で、大仁田と塩之沢を結んでいたのでしょう。下写真で右手奥から登ってきた道跡が尾根をUの字に巻いて、左向こう側へ北尾根沿いに延びているように思われます。
尾根上にある苔むした「山」標柱天面には×の対角線が刻まれ、かなり古い時代のものでしょう。
手持ち資料、古地図、ネット上とあれこれ探しましたが峠名はおろかルートさえ見つかりませんでした。よくある部落間を結ぶ小峠なんでしょうね。名前やいわれを御存知の方がいらっしゃいましたらお教え下さい
m(_ _)m |
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1213m頂稜最高点
こちらも地形図上にはない小さなコブや岩頭をいくつも越え、何の変哲もない1213m点を通り過ぎます。右上の標柱ピークはこの頂稜でも最高点(1220m程)となるコブで、西端に近い位置にあり北西面などそこそこの展望もあります。
このわずか先、頂稜西端にコブがあり、某有名登山地図では2008年版までそこが天狗岩と間違って記入されていました。 |
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天狗岩北東鞍部
先の西端のコブを急下降し天狗岩北東鞍部に着くと、このルート中初めて指導標が現れハイキング道に入ります。目指す天狗岩は正面約70mの標高差をジグザグの急坂で登り返した所です。この日初めてハイカーにも会いました。 |
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天狗岩展望台
気軽に登れる好展望で名高い天狗岩ですが、多くのハイカーはこの展望台の存在を知らないのでしょうか? 右上写真の書き込み下が山頂で、展望台へはわずかに下って鉄橋を渡ります。筆者はこの日ずっと展望台側にいましたが、その小1時間の間に来た10人程度のハイカー中展望台に来たのはわずかに2人だけでした。
見下ろす烏帽子岳には4人の登山者と、その後ろに大岩と碧岩の先端がちょこっと。左下は石宮のある天狗岩山頂です。 |
下山は一般のハイキング道を下り登山口まで30〜40分です。 |
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新規追加 2010年11月10日 |
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